アメリカの食料メジャー支配「フード・インク」

開催中の食の映画祭で「フード・インク」を観て来た。

アメリカの食肉、穀物のメジャー企業による
農家と労働者と消費者とをがんじがらめにしてしまっている現状に
途方も無く無力な自分を思い知らされる気がしながら見た

あまりにも、あまりにもなので
日本ではここまでではないだろう・・とか、どうしようもないことを言ってすがりたくもなる

コーンからできたシロップで安い食べ物がたくさん出来て
野菜を買うより、ファストフードの方が安くカロリーも満足感もある異常さ

有機野菜を買うのにも余裕が要る

忙しい毎日の、低所得の者たちには
身体に悪いかもとわかってても、そうも言ってられない

もしかして、そんな怪しい食料による安い食べ物があるおかげで
今を、餓えずに済んでいるのかもしれない！？


しかたがないかも・・

そんな気持ちになってしまう自分が虚しい
どうにもならないかも・・そう思ってしまう自分が情けなくなる

そしてそんな今日だって、疲れきって帰る道すがら
スーパーの半額弁当を買って済ませてしまう自分がいる

だって、しんどいんだよ
これから食事を作るのは・・

ああ、だめだ
まともな生活をするには時間の余裕も必要だ

なんなんだか、なんなんだか