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ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

西条市で人権の研究会参加でみっちり!

2015-07-30 21:04:13 | Weblog
今日は全国人権教育研究協議会の教育課題別研究会が西条市であって参加してきました。
全国からたくさん集まっていました。

強烈な暑さで、朝の集合場所に向かう時点でのぼせてた!
そして朝から夕方までじっくりと研究発表を聞くあいだにさらにのぼせあがり
部屋にいるのに熱中症か!!という弱っちいことになっていた。

今日の発表では、中でも岡山県美作地方で明治初期に起きた、解放令反対一揆の話が強烈だった。
それは美作騒擾なる事件で、被差別への襲撃、虐殺だった。

明治新政府となり、新しい時代の変化が起きたけれど、百姓たちにとっては更なる負担が増えただけだった。

税金は高くなり、徴兵制度もあって若い衆は奪われ、子どもを学校に行かせなければならなくなって、小さな働き手も奪われる。

江戸時代の方が良かった、その時代に戻してほしい、という反政府一揆ということになっているが、その刃は政府に向けられただけではなかった。

解放令によって「えた・」を自分と同じ平民とされたことへの反旗と憎悪が爆発したのだ。

農民たちにとって、士農工商の身分がなくなったということではなく、自分たちは「えた・」のランクに貶められたと理解したのだという。

役所や学校が狙われるなか、同時に被差別への襲撃が行われた・・・
全国の各地で似たような集団リンチ事件が起きていた。

明治の大昔の話だと聞いてられないものがあった。

ヘイトスピーチ街宣がダブって見えてくる。

自分たちLGBTに向けられる厳しい発言やネットでの書き込みなども思い起こされてくる。

歴史から学んでいけるはず、が人間なのだが、まだまだ足りない。






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