先週、高松であった四国地区人権教育研究大会に松山市の皆さんと参加してきました。
分科会の発表内容が当日現地で配られる大会資料を見ないと分からないので、開会行事の間に急いでチェックした。
性的マイノリティの分科会は今回はないようだなあと思ってたら、一緒に行った方がこれそうじゃないかな?と教えてくれて見つけることができた。
報告書の中では少し関連してるのかな?といったようだったのですが、実際に発表を聞くと性的マイノリティに特化した徳島の中学校の報告だったので参加できててラッキーでした。
三好市立池田中学校。6段階にわたるじっくりとした取り組みで、地元の当事者団体にも協力してもらって大変挑戦的な様子が感じられました。
なのですが、この報告を聞いても遠くの挑戦的すぎる学校の取り組みとしか伝わっていないのかもしれないなとも感じてくる。参加の皆さんも多くいた分科会だったのですけどね。
実際的な理解を進めるには、特別な取り組みをしてくれる学校だけでなく、どのように先生方の理解を進めたか?どのような誤解があり、それがどのように意識変容したのかとかPTAや地域の人たちをどう巻き込んだかといったことについての報告の 方が現状は多くの参考になるのではないかと改めて思うことになった。
もしかするとそのようなことを共有できた翌日の総括になったのかもしれなかったんですが、あの西日本豪雨で中止となってしまったんですね。残念でした。
あと気になったのは、この学校の取り組みが何人かの当事者に来てもらっての交流学習をしてたところ。想像するにも地元の当事者団体は大変だったろうし、良く引き受けられたなと思った。
当事者交流を求めてくる要望も良く聞くけれど、愛媛では基本的にはお断りしてる。
そんな簡単なことじゃない。
大半の当事者は隠れてないとおれない人たちで、表に出られるような強い精神力のある当事者は特別すぎる立場かもしれません。
その強そうな精神力の当事者も、実際に人の前で交流した後でのメンタルの維持はできているのかは相当に疑問がある。継続しての取り組みなどできていくように思えない。
声を上げて表に出て話してもらえないなら理解も進められないというのは、分かりやすそうで暴力的だ。
多くは目に見えて分からない。分からないから無理解な状況が起こる。
そのことを考えてもらって、分からないものへの想像、いること前提で考えられるためのことについて考えてもらう授業の方法を模索してほしい。
実際的に当事者に会ってもらっても、会えた当事者が多数の当事者の代表でもない。
こんな見た目の人はLGBTだろうから考えておいた方がいい、といったことじゃあない。
カミングアウトしなくても理解が進められる方法を一緒に考えてくれる人が増えていくといいんだけどなあ。
その他にも学校現場でも人権学習の取り組みを熱心に発表してくださる先生方の話にたくさん触れることができ、教育への情熱を垣間見れた素敵な時間を過ごせた四国地区人権教育研究大会の分科会でした。
◆
えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
7月14日(土)13:30 ~18:00
7月15日(日)13:30 ~18:00 カレッジ
7月18日(水)14:30 ~17:00
7月21日(土)13:30 ~18:00
7月22日(日)13:30 ~18:00
7月25日(水)14:30 ~17:00
7月28日(土)13:30 ~18:00
7月29日(日)13:30 ~18:00 ゲイのぶっちゃけトーク
正確な開館情報はサイトのカレンダーをチェック
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
●えひめLGBTカレッジ
7月15日(日)14:00~17:00
学生や若いLGBTのみんなで交流会
中高校生も、専門学校生もOK!学生でない若者もぜひ!
参加費300円以上のカンパ
●ゲイのぶっちゃけトーク
7月29日(日)14:30 ~17:00
年齢関係なくゲイやバイセクシャルの交流会
今回のテーマ「発展場でのモテ方!?」
参加費500円以上のカンパ
●レインボープライド愛媛・家族の会
9月30日(日)18:00~21:00
親御さん同士の交流会
参加費1000円以上のカンパ
夕食付(LGBTのみんなも参加できます)
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com
(性的マイノリティの当事者同士の支え合いと社会の理解を進めています)
分科会の発表内容が当日現地で配られる大会資料を見ないと分からないので、開会行事の間に急いでチェックした。
性的マイノリティの分科会は今回はないようだなあと思ってたら、一緒に行った方がこれそうじゃないかな?と教えてくれて見つけることができた。
報告書の中では少し関連してるのかな?といったようだったのですが、実際に発表を聞くと性的マイノリティに特化した徳島の中学校の報告だったので参加できててラッキーでした。
三好市立池田中学校。6段階にわたるじっくりとした取り組みで、地元の当事者団体にも協力してもらって大変挑戦的な様子が感じられました。
なのですが、この報告を聞いても遠くの挑戦的すぎる学校の取り組みとしか伝わっていないのかもしれないなとも感じてくる。参加の皆さんも多くいた分科会だったのですけどね。
実際的な理解を進めるには、特別な取り組みをしてくれる学校だけでなく、どのように先生方の理解を進めたか?どのような誤解があり、それがどのように意識変容したのかとかPTAや地域の人たちをどう巻き込んだかといったことについての報告の 方が現状は多くの参考になるのではないかと改めて思うことになった。
もしかするとそのようなことを共有できた翌日の総括になったのかもしれなかったんですが、あの西日本豪雨で中止となってしまったんですね。残念でした。
あと気になったのは、この学校の取り組みが何人かの当事者に来てもらっての交流学習をしてたところ。想像するにも地元の当事者団体は大変だったろうし、良く引き受けられたなと思った。
当事者交流を求めてくる要望も良く聞くけれど、愛媛では基本的にはお断りしてる。
そんな簡単なことじゃない。
大半の当事者は隠れてないとおれない人たちで、表に出られるような強い精神力のある当事者は特別すぎる立場かもしれません。
その強そうな精神力の当事者も、実際に人の前で交流した後でのメンタルの維持はできているのかは相当に疑問がある。継続しての取り組みなどできていくように思えない。
声を上げて表に出て話してもらえないなら理解も進められないというのは、分かりやすそうで暴力的だ。
多くは目に見えて分からない。分からないから無理解な状況が起こる。
そのことを考えてもらって、分からないものへの想像、いること前提で考えられるためのことについて考えてもらう授業の方法を模索してほしい。
実際的に当事者に会ってもらっても、会えた当事者が多数の当事者の代表でもない。
こんな見た目の人はLGBTだろうから考えておいた方がいい、といったことじゃあない。
カミングアウトしなくても理解が進められる方法を一緒に考えてくれる人が増えていくといいんだけどなあ。
その他にも学校現場でも人権学習の取り組みを熱心に発表してくださる先生方の話にたくさん触れることができ、教育への情熱を垣間見れた素敵な時間を過ごせた四国地区人権教育研究大会の分科会でした。
◆
えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
7月14日(土)13:30 ~18:00
7月15日(日)13:30 ~18:00 カレッジ
7月18日(水)14:30 ~17:00
7月21日(土)13:30 ~18:00
7月22日(日)13:30 ~18:00
7月25日(水)14:30 ~17:00
7月28日(土)13:30 ~18:00
7月29日(日)13:30 ~18:00 ゲイのぶっちゃけトーク
正確な開館情報はサイトのカレンダーをチェック
http://rainbowpride-ehime.org/shisetsu/
●えひめLGBTカレッジ
7月15日(日)14:00~17:00
学生や若いLGBTのみんなで交流会
中高校生も、専門学校生もOK!学生でない若者もぜひ!
参加費300円以上のカンパ
●ゲイのぶっちゃけトーク
7月29日(日)14:30 ~17:00
年齢関係なくゲイやバイセクシャルの交流会
今回のテーマ「発展場でのモテ方!?」
参加費500円以上のカンパ
●レインボープライド愛媛・家族の会
9月30日(日)18:00~21:00
親御さん同士の交流会
参加費1000円以上のカンパ
夕食付(LGBTのみんなも参加できます)
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
rainbowpride777@gmail.com
(性的マイノリティの当事者同士の支え合いと社会の理解を進めています)