ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

杉田水脈議員、殺害予告で幕引きか

2018-07-24 02:38:19 | Weblog
騒ぎになっている新潮45の杉田水脈議員による寄稿。そしてツイッター。
なぜあのような書き方をしちゃうかなと思う。
政策における性的マイノリティの扱いを意見したいとしても、その考えが伝えられてない。
人を貶める表現で意見表明することはないのにね。
それに、お墨付きをくれた議員もいるから大丈夫と書かないと自分の意見を立たせられないのかな。このツイッター発言により放置できなくなりました。

昨日も騒ぎは広がっていたが、ゲイと名乗る人から殺害予告が来たので被害届を出したということでさらに話題を提供することになった。

堂々と意見を主張したつもりなら、ゲイと名乗る人から殺害予告が来たからとツイッターを削除する必要は無いだろうに。このような方法で幕引きをはかるのは卑怯なやり方に思う。

削除されたツイッター
https://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/66607683.html#66608514

まさかそのような被害が自作自演ということはないでしょうから警察はしっかり調べて欲しい。
いくら杉田水脈議員に煽られたとしても、「お前を殺してやる!絶対に殺してやる!」と言うのは犯罪です。もし当事者による行動であったとしてもダメですから。

議員には、寄稿文やツイッターでかたったことに責任を負ってもらいたい。

LGBT理解増進会としても自民党本部に善処を申し入れましたので、今後自民党の議員からもたくさん指摘され、今後の態度を見直すよう求められていくでしょう。

下記の朝日新聞記事でもその動きが表れていますね。

ただ、内心では杉田議員と同じようなことを考えていたり誤解している人は日本社会にたくさんいると思う。

昨日もたくさんネットニュースでこの話題は盛り上がっていましたが、ニュースのコメント欄を読むと分かります。

大変なことだけれど、その人たちにどう理解を進めていけるかを今後も考えて活動していかなければ社会の理解は進められない。

7月27日に自民党本部前で抗議活動をする人たちもいるみたいですが、自分たちは与せず別の方法で進めていきます。



●同性カップルは「生産性なし」 杉田水脈氏の寄稿に批判
7/23(月) 19:53配信 朝日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00000087-asahi-pol

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と行政による支援を疑問視した。人権意識を欠いた記述だと批判が上がっている。
 寄稿は18日発売の月刊「新潮45」が掲載。「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して、「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません」などと主張した。
 SNSで「優生思想だ」といった批判が広がると杉田氏は22日、自身のツイッターで、先輩議員から「間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ」などと声をかけられたとし、「自民党の懐の深さを感じます」と投稿した。
 しかし、党内からも批判が相次ぐ。武井俊輔・前外務政務官は19日、寄稿を念頭に「劣情を煽(あお)るのは政治ではなくて単なるヘイト」とツイッターで指摘。橋本岳・同党厚生労働部会長は朝日新聞の取材に「生きづらさを抱える人たちが、自分らしく生きられるようにするための福祉行政全般を否定していると受け止められかねない」とした。
 当事者団体も23日、抗議声明を発表した。LGBT法連合会は「LGBTに限らず広く人権の観点から、『生産性』を引き合いに出す主張は疑問」と指摘。LGBT理解増進会は「重大な懸念」を表明し、自民党本部に善処を申し入れた。
 杉田氏は23日、月刊誌の発売後に「ゲイだと名乗る人間」から殺害予告のメールが届いたとして赤坂署に被害届を提出し、関連するツイートを削除。その後、朝日新聞の取材には「コメントできない」と語った。
 杉田氏は2012年に初当選し、2期目。元次世代の党で、自民党が昨年の総選挙で比例中国ブロックに、比例単独候補としては最上位の17位で擁立した。(二階堂友紀)朝日新聞社
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