ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

自民党本部前抗議行動を東京レインボープライドが呼びかけますか?

2018-07-26 00:04:25 | Weblog
東京レインボープライドが日本を代表するLGBTイベントであるパレードの主催団体であるというのなら、自民党本部前の抗議行動を煽ってもらっては困るんです。
パレード&フェスタが偏った考えのイベントだと誤解されてしまいます。

LGBTみんなで多様性を認め祝福し合うお祭りであってほしかったのだけど、
どうもそういうことでは無いということが露になってしまいました。

今回の杉田水脈議員のことで憤りの声を上げることは当然のことです。
LGBT理解増進会でも懸念を表明し自民党に申し入れているほどのことですから、怒る気持ちも十分分かります。なんてことを!という気持ちです。

抗議活動という形で表明する人たちがいることも、それぞれの政治信条や立場、表現方法があるので自由でしょう。
そうなって当然だろうなとも思います。

何もそれをするなと言っているのではありません。
ただ、その方法が本部前の抗議行動か?となると、自分たちLGBT理解増進会ではあまり良いやり方と思えないので与せず別の方法でやりますというだけです。

自民党本部前の抗議行動となると、否応なく反自民のアピールになってしまいますね。
そのつもりはなくても、そのように思われます。
それを東京レインボープライドが扇動しちゃうの?という疑問です。

そうなってくると「日本を代表するLGBTイベントとしては任せられないのでは?」となってきます。

もちろん、そんなの任せられなくていい、同じような考えの方で募って今後もやっていくだけだ!

それも、道でしょう。

でも、

保守のLGBTたちや支援者、反自民では困ってしまうLGBTや支援者にとっては、関われないイベントになってしまいます。

それは、仕方がないことなんですか?

偏りのあるイベントと見られると、多数の企業からの支援だって取りつけにくくなってしまうのではないでしょうか。

今回、東京レインボープライドとして抗議行動を呼び掛けたことで、とうとう正体あらわしてきたな !という見方をされてしまったということなんですよ。そんな見方をするのがおかしい!そのつもりはないと言ってもなんです。

抗議行動するにしてもね、法連合会とか別の名前でやっておかなきゃダメじゃんよ!!と思うんです。
(それがほぼ同じ顔触れだったとしてもよ・・)
東京レインボープライドの名前で呼び掛けるの?という懸念は、そういうことです。

このような心配は、自分が勝手に期待する東京レインボープライドの姿とのギャップでしかないのかもしれませんね。

どこか限界が来だしたってことなのかな?とも思います。

でも、そんなことじゃなくて
東京のパレードは、年に1度、みんなが集まれる立場関係ないお祭りであってほしい。

それは無理なことなんですかね?


(もちろん、反野党のパレードにもなってほしくありません。)


(参考)東京レインボープライド
https://tokyorainbowpride.com/news/9621/

(参考)新潮45 杉田水脈議員の寄稿文
http://blog.livedoor.jp/skeltia_vergber/archives/51543955.html


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