自民・二階幹事長の杉田議員について問題視しないという発言に信じられない気持ちの人も多いと思う。
自民党というところは、各議員の立場をとても尊重するところがあります。そこは、とてもひどい考えであったとしてもなんですね。ここはとても分かりにくいところでしょう。
党として議員の思想を処分をすることはしない。どんな思想でも国民の負託を得ている議員であるという考えのようです。
ここは他の党にはない考え方のところなので誤解もされるところですが、でも党内の自由な意見を尊重してきた党ではあるんですよね。
とはいえ、ひどいことを言われた方にしたら容認するのか!という気持ちになって、二階さんの発言はさらに火をくべたことになったろうと思います。
まだまだ荒れていきそうです。とうとうテレビが取り上げだしました。ワイドショーも動くでしょうか。
ただ、二階さんはこうも言っている。
「(LGBTの人が)社会、職場、学校の場でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ。今後も努力していきたい」
実はこの発言こそが大事なところ。
過去ならこのような発言にもならなかったのではないかと思う。
そして何より、LGBT理解増進法を成立させるように頑張ると幹事長が明言してくれたものだ。
いろいろな人生観といった、ちょっと適さない言葉に引きづられていますけど、一番大事だったのは上記の部分。これは大きい。
自分たちLGBT理解増進会の思いは、二階幹事長にもしっかり伝わっているな!と感じることができた会見でした。
また、朝日の記事を見ると自民の議員さんたちがLGBTへの良いメッセージも送り始めてくれています。杉田水脈議員のインパクトに右往左往させられてる感がありますが、悪いことばかりではないです。
●自民・二階俊博幹事長「多様性を受け入れる社会の実現が大事」 杉田水脈氏のLGBT関連の寄稿で
産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/180724/plt1807240014-n1.html
自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、同党の杉田水脈(みお)衆院議員が18日発売の月刊誌に、性的少数者(LGBT)への行政支援に疑問を呈する内容を寄稿した件に関し、「(LGBTの人が)社会、職場、学校の場でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ。今後も努力していきたい」と述べた。
●杉田氏寄稿、自民内からも批判 元閣僚「馬鹿な発言」
2018年7月24日17時32分 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL7S4VPBL7SUTFK01B.html
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題で、自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で「人それぞれ政治的立場、色んな人生観もある」と述べ、問題視しない考えを示した。党としての責任を問う声が強まっている。
二階氏は会見で「当事者の方が社会、職場、学校でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ」と指摘し、杉田氏と党の立場は異なることを強調。そのうえで「自民党は右から左まで各方面の人が集まって成り立っている」などとして、杉田氏の主張を容認した。
これに対し、国民民主党の玉木雄一郎共同代表は同日の記者会見で「問題の重要性を分かっていない。いっそう当事者を傷つける発言だ」とし、「党として謝罪や釈明をすべきだ」と訴えた。共産党の小池晃書記局長も23日の記者会見で、「個人の尊厳を根本から否定する妄言だ。比例代表で公認した自民党の責任が問われる」と批判。「こういうことを放置していたら、自民党は基本的人権について語る資格のない政党だとなる」と党としての厳しい対応を求めた。
杉田氏は昨年の衆院選で自民党の公認を得る以前から、同様の発言を繰り返していた。
自民党内からも厳しい意見が続く。閣僚経験者は「論外」「なぜ、あんな馬鹿な発言をするのか」と憤り、吉田博美参院幹事長は24日の記者会見で「(性的少数者の)皆さんの人権も、しっかりと大事にした発言をすることが必要じゃないか」と苦言を呈した。
菅義偉官房長官は同日の記者会見で「国会議員の一つひとつ(の発言)に、政府の立場でコメントすることは控えたい」とした。記者から「政府としてLGBTについて理解増進を進めていく方針に変わりないか」と問われると、「今まで申し上げてきた通り」と述べるにとどめた。
加藤勝信厚生労働相は同日の閣議後会見で、「個々の発言についてコメントすることは差し控える」としながらも、「厚労省は様々な環境にいる方々が、それぞれの希望と思いを実現できるよう施策を推進している。引き続き、そうした観点に立って施策を進めてきたい」と語った。
政府は2016年から骨太の方針などで、自民党は参院選公約などで、性的少数者をめぐる理解増進を図る方針を掲げている。
自民党というところは、各議員の立場をとても尊重するところがあります。そこは、とてもひどい考えであったとしてもなんですね。ここはとても分かりにくいところでしょう。
党として議員の思想を処分をすることはしない。どんな思想でも国民の負託を得ている議員であるという考えのようです。
ここは他の党にはない考え方のところなので誤解もされるところですが、でも党内の自由な意見を尊重してきた党ではあるんですよね。
とはいえ、ひどいことを言われた方にしたら容認するのか!という気持ちになって、二階さんの発言はさらに火をくべたことになったろうと思います。
まだまだ荒れていきそうです。とうとうテレビが取り上げだしました。ワイドショーも動くでしょうか。
ただ、二階さんはこうも言っている。
「(LGBTの人が)社会、職場、学校の場でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ。今後も努力していきたい」
実はこの発言こそが大事なところ。
過去ならこのような発言にもならなかったのではないかと思う。
そして何より、LGBT理解増進法を成立させるように頑張ると幹事長が明言してくれたものだ。
いろいろな人生観といった、ちょっと適さない言葉に引きづられていますけど、一番大事だったのは上記の部分。これは大きい。
自分たちLGBT理解増進会の思いは、二階幹事長にもしっかり伝わっているな!と感じることができた会見でした。
また、朝日の記事を見ると自民の議員さんたちがLGBTへの良いメッセージも送り始めてくれています。杉田水脈議員のインパクトに右往左往させられてる感がありますが、悪いことばかりではないです。
●自民・二階俊博幹事長「多様性を受け入れる社会の実現が大事」 杉田水脈氏のLGBT関連の寄稿で
産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/180724/plt1807240014-n1.html
自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、同党の杉田水脈(みお)衆院議員が18日発売の月刊誌に、性的少数者(LGBT)への行政支援に疑問を呈する内容を寄稿した件に関し、「(LGBTの人が)社会、職場、学校の場でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ。今後も努力していきたい」と述べた。
●杉田氏寄稿、自民内からも批判 元閣僚「馬鹿な発言」
2018年7月24日17時32分 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL7S4VPBL7SUTFK01B.html
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題で、自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で「人それぞれ政治的立場、色んな人生観もある」と述べ、問題視しない考えを示した。党としての責任を問う声が強まっている。
二階氏は会見で「当事者の方が社会、職場、学校でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ」と指摘し、杉田氏と党の立場は異なることを強調。そのうえで「自民党は右から左まで各方面の人が集まって成り立っている」などとして、杉田氏の主張を容認した。
これに対し、国民民主党の玉木雄一郎共同代表は同日の記者会見で「問題の重要性を分かっていない。いっそう当事者を傷つける発言だ」とし、「党として謝罪や釈明をすべきだ」と訴えた。共産党の小池晃書記局長も23日の記者会見で、「個人の尊厳を根本から否定する妄言だ。比例代表で公認した自民党の責任が問われる」と批判。「こういうことを放置していたら、自民党は基本的人権について語る資格のない政党だとなる」と党としての厳しい対応を求めた。
杉田氏は昨年の衆院選で自民党の公認を得る以前から、同様の発言を繰り返していた。
自民党内からも厳しい意見が続く。閣僚経験者は「論外」「なぜ、あんな馬鹿な発言をするのか」と憤り、吉田博美参院幹事長は24日の記者会見で「(性的少数者の)皆さんの人権も、しっかりと大事にした発言をすることが必要じゃないか」と苦言を呈した。
菅義偉官房長官は同日の記者会見で「国会議員の一つひとつ(の発言)に、政府の立場でコメントすることは控えたい」とした。記者から「政府としてLGBTについて理解増進を進めていく方針に変わりないか」と問われると、「今まで申し上げてきた通り」と述べるにとどめた。
加藤勝信厚生労働相は同日の閣議後会見で、「個々の発言についてコメントすることは差し控える」としながらも、「厚労省は様々な環境にいる方々が、それぞれの希望と思いを実現できるよう施策を推進している。引き続き、そうした観点に立って施策を進めてきたい」と語った。
政府は2016年から骨太の方針などで、自民党は参院選公約などで、性的少数者をめぐる理解増進を図る方針を掲げている。