ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

愛媛県の人権施策指針には性的マイノリティも!

2006-10-05 01:01:15 | Weblog
松山市へのお願いを前に、次のことを再確認。

法務省・国としては人権週間の強調事項のひとつとして
「性的指向を理由とする差別をなくそう」と大項目であります。
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03.html

##人権週間の強調事項から##
○「性的指向を理由とする差別をなくそう」
同性愛者など,少数派の性的指向の人に対する偏見は根強く,
社会生活の様々な場面で人権問題が発生しています。
性的指向による差別は不当であるという認識を持ち,
偏見・差別を解消することが求められます。
※性的指向・・・性的意識の対象が異性,同性又は両性のいずれに
向かうかを示す概念のことで,異性愛,同性愛,両性愛を指します。
##########

以上のようにはっきりと同性愛差別は人権問題であると法務省も
承知しています。

関係ないですが、今日改めて読んで気がついたのですが
○「北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう」
というのが去年から付け足されているようです。少し気になりました。

また、性同一性障害についても別項目であるのです。

##人権週間の強調事項から##
○「性同一性障害を理由とする差別をなくそう」
「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が施行され,
性同一性障害であって一定の条件を満たすものについては,性別の
取扱いの変更について審判を受けることができるようになりましたが
一方で性同一性障害者に対する偏見や差別があります。
性同一性障害に関する正しい理解を深め,偏見・差別をなくすことが必要です。
性同一性障害・・・生物学的な性(からだの性)と性の自己意識(こころの性)
が一致しないため,社会生活に支障を来たす状態をいいます。
###########

性的マイノリティとして同性愛と性同一性障害を一緒にしていないのですね。
それぞれ別の大項目があるなんていいじゃないですか~
今日改めて読んで、そんなことも気がつきました。

そして、俺の住む松山市がある愛媛県の取り組みを見ましょう。

愛媛県人権施策基本方針というのがあり、またもや性的マイノリティのことは
ここで重要課題の「その他」の項目の中に入れられてしまいます。

ただ、「その他」とはいえ取り上げ方が大きく
書いてあることも素晴らしいのですよ!

愛媛県人権施策推進基本方針
http://www.pref.ehime.jp/h15900/jinkennituite/kihon_hosihin/jk4/jk4_9.html

##愛媛県人権施策推進基本方針より##
4.性的マイノリティ
同性愛など、性的マイノリティは、古くから日本の社会に存在しますが、
明治期以降、性的なマイノリティがタブー視されてきたこともあり、
自分の性的な指向を明らかにし、自分らしく生活できるための周囲の理解
を得るには、今なお、多くの困難があり、不安や苦痛を抱えていると考え
られます。
また、思春期において、多くの場合、性的指向や性同一性障害に気づき、
悩んでいくものと考えられ、性的マイノリティに対する正しい理解を深める
ためには、学校や家庭など、様々な場において幅広い啓発活動を進めること
が重要となっております。
##########

なかなかでしょ?
10代の重大な悩みにも触れ教育にも言及しているところなんて、素敵です!

松山市の内容も県に準じてもらいたいし、県があって市があると考えるなら、
やってもらえそうに思ってきますね。

こういうホームページの表現ひとつでも啓発の意味が違ってくると思いますよね

このように、同性愛差別の問題はちゃんと人権問題なんですよ。

皆さんが住んでいる街ではどうなっているでしょう?
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同性愛者の人権啓発をお願いに行くぞ!

2006-10-03 22:22:27 | Weblog
来週、松山市の人権啓発課に同性愛者など性的マイノリティの
人権問題について市としてはどのように考えているか
聞きにいこうと考えています!

松山市ではこの7月に人権啓発施策に関する基本方針というのが
作成されたのですが、その中に性的マイノリティのことは、
とてもとても小さくしか扱われてなかったのです。

協力的な市議会議員の武井たか子さんと先日も懇談してきた
のですが武井さんもそこを問題視されていました。

法務省の人権強調事項には大項目で「性的指向による差別」と
上げられているのに、市の指針では「その他」の扱い。

市のホームページ(人権啓発推進プラン)には
その他の中の例としても書かれてなかった!

松山市人権啓発課
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/jinkenkeihatu/index.html
松山市人権啓発推進プラン
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/jinkenkeihatu/plan.html
松山市人権啓発施策に関する基本方針[PDF]
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/jinkenkeihatu/sesaku.pdf

基本方針の項目も法務省の強調事項に沿って作られたと思われるが・・
なんで「性的指向」が除けられるの?

分厚い基本方針をよく読めば、これから検討されるべき課題としては
小さく乗っているけれどね。扱いがひどすぎる。

同性愛者の差別は見えない差別だ。

パレードをはじめ当事者が声を上げ始めたとはいえ、まだまだ。

当事者から申し出が無いからほっておいて良い?なんて行政の態度は
人権問題においてはあるべき姿では無いと思う。

「存在をきちんと知らされていない」ことから起こるさまざまな差別に
ついても想定し活動していってほしい。

今回の訪問で、松山市にも市民の当事者と直接話が出来るのは良い機会
だろうと前向きに考えて、まずはいろいろ話をしてきたい。

要望としては・・

●性的マイノリティの問題が人権問題であることを、市からの情報発信で
ちゃんと啓発して欲しいこと。

●多くの人に理解できないあいまいな言葉ではなく
同性愛者とかゲイ・レズビアンと言う言葉を明記して欲しいこと。

●教育の現場でも発達段階に応じて同性愛は異常ではないとを伝えて欲しいし
同性愛差別の啓発をして欲しい  などです。

松山性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクトとして
先の市議会議員の皆さんに行ったアンケートなどを携えて行動してみるよ。
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05

あー、もっと地元で一緒になって活動してくれる人が欲しいなあ。
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充実しすぎ・・

2006-10-02 01:14:38 | Weblog
土曜日はてんこ盛りの一日となった。

出勤日だったけれど、これがまた忙しい土曜日で予定の仕事や用事が出来ないくらい

何とか定時ではケリをつけて、そこからがイベントスタート!

仕事終えたらすぐに「マッスルミュージカル」の松山公演を友達と鑑賞して、
またすぐに家に帰って準備して、松山で開催のゲイナイトに参加・・
結局ゲイナイトは朝5時まで遊んで、そんな感じのもう遊びまくり!

マッスルミュージカルは1時半があっという間、次々出てくる技の数々に
びっくり!

筋肉も間近に見られてねー、やっぱすごいのね
腕とか胸とか・・はあ~

公演があった松山市民会館のすぐ隣で
木下大サーカスがテントを張ってこちらもやってたんだけどさ
マッスルの次々繰り広げる見世物のほうが断然すごいだろうなと
思ったよ。いやーいいもの見せてもらった。

思ったよりは早く終わったので、次の準備の時間が取れてよかった。
帰って彼氏くんと何を着ていくか?とあれこれして
急いで出発。駐車場の空き待ちで少し時間をとられたけどいい感じに到着

今年のゲイナイトも、本当に楽しかった~
http://www16.ocn.ne.jp/~barseek/index02-1.htm

NONOCHICってダンスの彼ら、もうかっこいいんだよねーうっとり!
みんなすごい体だし、なんなのあれー(じゅる!)

地元のゴーゴーの人たちもかっこよく決めてたし
HIV予防のゴム付きミニリーフレットもいい感じに配ってくれてました。

そんなことで相当な無理をしてしまい、
今日は寝て過ごしたけれど、休養するには足りそうに無い(泣)
明日から仕事できるかな?体調の自信が・・・・

いやー遊びすぎたよ~楽しかったー



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