ピアノときどき猫

大人スタートのピアノについて書いていきます。
ときどき愛猫も登場予定です。(=^x^=)

「改訂 音楽通論」

2024-08-02 19:00:00 | 楽譜/テキスト

意外と、と言っては失礼なのだけど、楽器店のバーゲン本セールで、「ワンコインなら・・」と思って買った本が、なかなか良くて。(^-^)

買った当時、ひと通り読んだのだけど、最近、ハノンのスケール練習を再開したら「どうして短音階が二つあるんだっけ・・」と、疑問も再浮上し、確認してみました。

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●和声的短音階
自然的短音階では、第7音が導音の性質を持たないため、第7音から主音に進んでも、十分な終始感が得られない。
そこで、第7音を半音高くして導音にしたものが和声的短音階である。
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●旋律的短音階
和声的短音階によって旋律(メロディ)を作ると、第6音~第7音間の増2度(全音+半音)がたいへん歌いづらくなる。
これを歌いやすくするために、上行のときだけ第6音も半音高くして、その間の音程を長2度(全音)にしたものが旋律的短音階である。
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なるほど。。

そして、別の本によると、実際の音楽作品の中では、和声的短音階が多く使われるとのことなので、ハノンのスケールも和声的短音階だけ練習しています。(次回、先生に、両方練習した方が良いのか、聞いてみよう。。)

ちなみに、Amazon リンクはこちら。上記のように、約半額で買えたのはラッキーでした。(^-^)