ピアノときどき猫

大人スタートのピアノについて書いていきます。
ときどき愛猫も登場予定です。(=^x^=)

《YouTube》【決定版】本番の緊張•あがり症対策

2024-08-18 19:00:00 | 2024年🌻夏の弾き合い会

以前も記事にさせていただいた、YouTube のまおちゃんさん、またまた深い動画を上げてくださっていました。

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【決定版】本番の緊張•あがり症対策 #ピアノ ---------------------------------------------

ぜひ、全編、ご覧いただきたいのですが、自分の備忘のためにも、刺さったことを書いておきます。
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×練習で用意してきたものを本番で出す(発揮する)
∵どんどん不安になるから
↓(マインドセット)
○本番で出すものはその場で創る

人間は今というその一点にしか生きることができない
∴本番で出すものは、その時にしか創れない
∴本番で出すものをその時に自由自在に創れるように日々練習しておく

あがり症は体質、脳の特性
自分はそういう体質であると認める

その上で、対策を二つ
★その本番が何のためにあるのかを改めて考える
あがり症の人は、それが漠然としている人が多い
人は、漠然としたものや正体が分からにものに対して不安を覚える
一番危険なのは、何か分からないけどとにかく上手くいかなきゃいけないと思っている状態

その本番の意味、達成させたいことをクリアにする
そのためにおすすめなのは、最初はかなりハードルを下げて設定する
例えば、
家族や友人を楽しませてあげたいとか
好きなあのフレーズがうまく弾けると良いなとか
どんなにボロボロになっても脱力だけはできたら良いなとか
とにかく自分の中のハードルを下げて一つだけ目標を決めてみる
その一つの目標が達成されたら、今回は良い、というマインドで本番に挑む

★マインドを、再現しなきゃから表現したいに変える
世の中の本番に強いピアニストは、緊張する以上に本番を楽しんでいる
本番の中に少しでも楽しさを見出す必要がある
その楽しさとは、自分がしたい表現を持っていること

緊張の原因は、
作曲家の意図やレッスンで先生に言われたことを再現しなきゃと思っていることにある
再現しなきゃという考え方、危険で、そう思っていると余計に緊張する

自分がしたい表現を持っていると、その再現しなきゃから、表現したいにマインドを変えることができる
その表現したいという気持ちは、そのまま暗譜にもつながってくる話なので非常に大事
なので、先生にこう言われた、ではなくて、自分はこう弾きたいというのを持つのが大事

おまけとして、
★自分が弾きたい曲を弾いてください
なぜなら暗譜のしやすさに雲泥の差がある
好きなことの方が、より少ないストレスで、より少ないエネルギーで達成できる

自分の感情移入ができない曲は、再現しなきゃというマインドになってしまう
なので、できる限り好きな曲を弾いてみる
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"再現しなきゃ"から"表現したい"に変えるって、何となく、分かる気がして。。
それと、ハードルを下げて目標を設定するということも。。

というのは、先月の発表会で弾いた『パッサカリア』、先生に言われたことよりも、"丁寧に"、"自分らしく"が目標で、その二つを付箋に書いて、楽譜の冒頭に貼っていたから。

まおちゃんさん、まだ若いのに、ほんと、深い。。