そんなはぎおにも、宝塚から急速に離れていく時期が来ます
当時月組の芝居巧者だった真山葉瑠の退団が、原因の一つだったかもしれません
彼女との出会いは、91年『ベルサイユのばら』。当時5年目で準主役になっていた天海祐希のわずか1年上という若さで、すでにおっさんの色気たっぷりそんな彼女に注目でした(さすが観るところが違うね)。若手にもかかわらず憎らしいほどの芝居と表情・・・公演ごとの変化を観にいくのが楽しみの一つとなっていました。
いずれはベテラン専属の専科へ進み、宝塚を脇からしっかり支えてくれる・・・そんな風に思っていたので、退団はまさに晴天の霹靂でした
当時、宝塚は変革期。新しい組(宙組)の誕生に伴い、組替えが頻繁に行われていました。以前は組の生え抜きが経験を積んでトップとなる、また実力や人気のある若手が大抜擢されて主演する・・・そんな当たり前だった事が、変革によってすべてが変わっていきました。改革する事に否定はしませんが、全てが唐突で、計画性が見えなかったように感じています。
また、今までの全く違っていた各組の伝統・個性を薄めていくことになった気がしています
80年代はトップを中心に、芝居、歌、ダンスを得意とする脇がしっかりと支える、そんなバランスの取れた構成でした
この変革に伴い、以前より増してトップ中心の構成になっていきます。もちろん、トップの魅力満載の公演も楽しいんだけど、脇役好きのはぎおにとって、ちょっと寂しくなりました
そんな脇役の存在を軽視するような変革に彼女も反発したのかな・・・そんな気がしています。今となっては真実はわかりませんが、そう思って辞めていった人たちはいるはずです。
もちろん、トップが存在してこその宝塚。彼女達の魅力・個性で作品、組のカラーも変わってきますからね。はぎおも好きなトップがたくさんいました命がけで舞台に取り組む姿勢にも頭が下がります
でも、その人たちが輝くのは、縁の下の力持ちの存在もあってこそで・・・
思えば、はぎおの脇役好きは、初めて見たときから始まっていました。
最初に見た『二都~』は、主要3人はもちろんですが、当時の月組の錚々たる芝居巧者達(麻月鞠緒、汝鳥怜、京美沙、星原美紗緒、未沙のえる、邦なつきetc・・・)の名前をよ~く覚えていました。
『紫子』では、萬あきら、藤京子、一樹千尋、千秋慎と紫苑ゆう
雪組版『ベルばら』では、杜けあきにドップリでしたが、箙かおる、古代みず希、早乙女幸、泉つかさ、海峡ひろき・・・
幸い今でも活躍されている方も多くいますが、その後に続く人がなかなか出てこないのが現状です
未沙さんも先日、あるパーティで話していました。
「若手の皆さん、主演男役を目指すのもいいですが、助演男役を目指してはいかがですか」と。きっと、専科の方たちも、後継者不足の危機感を持っているんだなと、改めて感じました
会社経営の為に改革・変革を行っている宝塚。増収を目指すのは当然だけど、「夢の世界」である『宝塚』を守っていく為にも、脇役や若手の育成に力を入れるべきだと思うのは、はぎおだけなんでしょうかねぇ
当時月組の芝居巧者だった真山葉瑠の退団が、原因の一つだったかもしれません
彼女との出会いは、91年『ベルサイユのばら』。当時5年目で準主役になっていた天海祐希のわずか1年上という若さで、すでにおっさんの色気たっぷりそんな彼女に注目でした(さすが観るところが違うね)。若手にもかかわらず憎らしいほどの芝居と表情・・・公演ごとの変化を観にいくのが楽しみの一つとなっていました。
いずれはベテラン専属の専科へ進み、宝塚を脇からしっかり支えてくれる・・・そんな風に思っていたので、退団はまさに晴天の霹靂でした
当時、宝塚は変革期。新しい組(宙組)の誕生に伴い、組替えが頻繁に行われていました。以前は組の生え抜きが経験を積んでトップとなる、また実力や人気のある若手が大抜擢されて主演する・・・そんな当たり前だった事が、変革によってすべてが変わっていきました。改革する事に否定はしませんが、全てが唐突で、計画性が見えなかったように感じています。
また、今までの全く違っていた各組の伝統・個性を薄めていくことになった気がしています
80年代はトップを中心に、芝居、歌、ダンスを得意とする脇がしっかりと支える、そんなバランスの取れた構成でした
この変革に伴い、以前より増してトップ中心の構成になっていきます。もちろん、トップの魅力満載の公演も楽しいんだけど、脇役好きのはぎおにとって、ちょっと寂しくなりました
そんな脇役の存在を軽視するような変革に彼女も反発したのかな・・・そんな気がしています。今となっては真実はわかりませんが、そう思って辞めていった人たちはいるはずです。
もちろん、トップが存在してこその宝塚。彼女達の魅力・個性で作品、組のカラーも変わってきますからね。はぎおも好きなトップがたくさんいました命がけで舞台に取り組む姿勢にも頭が下がります
でも、その人たちが輝くのは、縁の下の力持ちの存在もあってこそで・・・
思えば、はぎおの脇役好きは、初めて見たときから始まっていました。
最初に見た『二都~』は、主要3人はもちろんですが、当時の月組の錚々たる芝居巧者達(麻月鞠緒、汝鳥怜、京美沙、星原美紗緒、未沙のえる、邦なつきetc・・・)の名前をよ~く覚えていました。
『紫子』では、萬あきら、藤京子、一樹千尋、千秋慎と紫苑ゆう
雪組版『ベルばら』では、杜けあきにドップリでしたが、箙かおる、古代みず希、早乙女幸、泉つかさ、海峡ひろき・・・
幸い今でも活躍されている方も多くいますが、その後に続く人がなかなか出てこないのが現状です
未沙さんも先日、あるパーティで話していました。
「若手の皆さん、主演男役を目指すのもいいですが、助演男役を目指してはいかがですか」と。きっと、専科の方たちも、後継者不足の危機感を持っているんだなと、改めて感じました
会社経営の為に改革・変革を行っている宝塚。増収を目指すのは当然だけど、「夢の世界」である『宝塚』を守っていく為にも、脇役や若手の育成に力を入れるべきだと思うのは、はぎおだけなんでしょうかねぇ
”宝塚が好き”という人が少なくなって、”○○さんが好き”という人が増えているのではないでしょうか…。
組のカラーも無くなってしまったし、”ハローグッバイ”またやっちゃうし…。
演出家も不在だと思います。
”これ観たい!”と、食指が動くものが少なくなりましたヨ…トホホ。最近はスカステで昔の作品を観てばかり(苦笑)
こんばんは。
あけましておめでとうございます。こちらこそよろしくお願いします。
そうそう、個人のファンが増えたんでしょうね。これも劇団の方針?
ネット社会になってから、色んなところでいろんな批判を目にします。作品批判やスターへの個人攻撃。昔からあったのかもしれないけど、こういうのを目にすると何だか寂しくなりますね。
「宝塚ファン」はもう古いのかな?と悲しくなりつつ、私もスカステで昔の作品を楽しんでます(苦笑)