SNS上で「頂き女子」を自称していた25歳のりりちゃん被告が、マッチングアプリで知り合った男性から約3800万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われている裁判が進んでいて、昨日の公判で検察は「担当ホストをナンバー1にすることが自分の生きる価値や意味だと思っていた」などと供述したという。
りりちゃん（25）は、ほかにもSNS上で騙すカモを「おぢ」と呼び、“恋愛マニュアル”を販売したりもしていた。買った女子はそれに沿って、男性2人から現金1000万円余りをだまし取ることに成功したらしい。
公判で、検察は「被告はホストにつぎ込むお金をだまし取るために、つらい生い立ちがあるなどとウソを言って、男性に生命保険を解約させるなどして」カネをつくらせたなどと指摘し、「担当のホストをナンバー1にすることが自分の生きる価値や生きる意味だと思っていた」などと供述したと法廷で述べた。
りりちゃんは、別の男性からも1億5000万円余りをだまし取ったとして追起訴されているんだって。金額は9月の逮捕時や各マスコミで多少のばらつきはあるが、“頂き”ってすごく儲かるんだね。
テレ朝「グッドモーニング」の住田沙里アナ。落ち着いていて魅力的だね。
住田アナのことは、「週間ニュースリーダー」のことも含めて何度か書いたが、けさ見たら、魅力増してた。豊乳強調衣装のせいもあるな。
29歳。高校時代はベルギーで過ごしたせいか、それとは関係ないのか知らないが、英語の知識と発音は「林修の言葉検定スマート」で、林先生に何度も振られて披露している。掛け合いというか問答も、トンチンカン森千晴さんと対極ので、出演アナの中で一番アタマ良さそう。
でも、おすましさんにあらず。「あらいいな」のコーナーに出るときは、はしゃいだ笑顔で食レポとかしている。将来、重宝されるだろうな。チョイ上の山本雪乃アナとの棲み分けとかあるのかね?
「暴れん坊将軍Ⅲ」スタート。きのうまでの第九部から10年前のシリーズなので、吉宗がどれだけ若いか、ちょっと興味だったが、全くと言っていいほど同じ顔だった。少し頬がふっくらだったかもしれないが。殺陣のキレも同じ。すごいね、松平健さん。さて、お話は人情モノ。少々長いが、書かせてもらう。
近く鷹狩りに出かける予定の吉宗を、悪老中が鷹狩り場で待ち伏せ、鉄砲で暗殺しようと企てる。江戸近郊の、現場に酷似する山で”リハーサル”をしようとするが、そこで、近くに墓参りに来ていた家族に見つかり、父母をその標的にして射殺する。小さい娘・お松(小泉友子)は木陰で凍えて動けなかったために見つからなかった。
お松は、以前、母親から「あれに手紙を入れると将軍様が見てくださるんだよ」と「目安箱」のことを聞いたことを思い出したが、字が書けないため、ふたりの人物が血を吹いて倒れている絵を入れた。
直感的に悪い事件と悟った吉宗は御庭番(密偵・忍者)にお松を探させるが、目の前で両親を殺されたショックでお松は失語症、自閉症になっていた。ゆっくり解きほぐす吉宗。
火消し「め組」のおかみ(浅茅陽子)の献身もあり、笑顔と言葉を取り戻したお松は目の前で起きたことを吉宗らに話し、その現場となった地形から、自分を鷹狩りの際に銃殺するつもりと直ぐに察し、日程通りに鷹狩りに出掛け、自ら標的になるような位置で馬を止める。しかし、お松から聞いたリハーサル地からすでに銃撃場所を割り出しており、いざ撃とうとした老中配下の悪党を御庭番二人が取り押さえ、すべてを吐き出させ、老中を成敗した。
あー、長かったな。でも、大切なのはここから。隣町の親類に引き取られることになったお松が「め組」のみんなとの別れ際、吉宗の姿を後ろに見つけると、寄って行って耳打ちする。
「でも、なんでお侍さんがあの手紙を持っていたの？ ひょっとして、あなたが将軍様？」と首をかしげて問うた。吉宗はにっこり笑うとうなずいた。そして、「これはふたりだけの秘密だよ」と指切りをするのだった。
吉宗が町民に身分を明かすことはまずない。その、ごく少ない中でも、お松は間違いなく最年少だろう。
