早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

このタテモノ、何?、

2023-12-13 11:54:55 | 日記

 この建物、なんだろう。通勤途中に見る。一見、扉からしてトイレだよね。障害者でも子連れでも使える「多機能トイレ」的な。しかし表示はない。オレも取っ手に手をかけてみたが、カギ。窓はない。周りは2メートル近くはあるだろう鉄柵に囲われている。鉄柵の向こう裏は、マンションの駐車場だ。

 ちょっと、探偵して周囲を見てみたが、所有者とか施工業者の看板みたいなものはなし。都心のまんなかだよ? 曜日ごとの分別表もないから、ごみ集積所でもなさなそうだし、小さな貸倉庫かとも思ったが、フツーの小さな貸倉庫って、こんなコンテナ風だよね。

でも、これは明らかに鉄筋。何に使っているんだろう。「噂の!東京マガジン」とか「探偵!ナイトスクープ」に調べてもらいたいことは、近所の謎の階段含めていくつかあるが、東京マガジンは今は地上波ではやってないし、ナイトスクープは大阪だ。「珍百景」に投稿しても、長尺を録れるネタではないからムリだろうと、しないでいる。

 いったい、なんなんだろうか。


新さんがふたり? 不可思議な運命の糸

2023-12-13 06:07:12 | 日記

 けさの「暴れん坊将軍」は松平健さんが吉宗と町人のお役者・新三の2役を演じた。面白かった。

 新三は数年前に町のごろつきに絡まれ喧嘩になったことで、江戸所払いとなっていたが、江戸に戻ってくる。ある時、怪しい数人に追われる女性・おさよ(鈴鹿景子)に出くわし、助けた。おさよは新三を見ると「新さん、戻ってたの?」と驚く。「新さん」は吉宗が市中探索の時に名乗る徳田新之助の愛称と同じ。おさよとの思わぬ再会に新三も喜ぶ。越後で幼馴染だったふたりだが、それぞれの事情で江戸に出て、おさよは大店のおかみとなった。しかし、その大店が悪奉行とつるんだ両替屋に濡れ衣を着せられ、おさよの夫は死んでしまう。しかも、おさよは病いに臥せっていた。

 夫の濡れ衣を果たすために幕府に再吟味を願い出るのだが、それを扱う役人がワルの一味なのだからうまくいかない。そこでおさよに代わり、悪に立ち向かう新三。やがて、吉宗の耳にも入り探索しようとするが、二人が似ていることであちこちで間違われ、すったもんだを起こすことになる。

 そんなころ、おさよは病いが元で養生所で息を引き取る。それを知った新三は腕づくで悪者を倒そうといきり立って飛び出すが、そこで吉宗と初めて面と向かう。

「命は無駄にするな。朦朧とするおさよさんは、最期にオレに向かって『新さん、ありがとう。越後に帰りたかった』と言っていた。おまえが死んだらだれがおさよさんを越後に帰してやるんだ」と諭す。そして、自ら敵陣に乗り込み、二人の思いをぶつけるように激しい成敗を加えた。

 のちに江戸城でジイに「珍しいこともあるものですな」と言われると、「もう会うことはなかろうな」と、しみじみつぶやいた。ナレーターの若山弦蔵さんは「新三のこれからの幸せを願う吉宗であった」と締めた。

 松平さんの役作り、すごいと思った。