チームしましま

我が家のカフェ猫たち、その名もチームしましま

らってくんの成分とおしゃれ番長Bのはなし

2016-12-05 16:55:18 | いろいろ

 

らってくんがこんな所を移動しているので

落ちやしないかとおねえにゃんらしく心配するきりちゃん。

でもらってくんは無事端まで到着し

ほっとしたのも束の間

 

どうやらここで足場を確かめて

とりゃ~っとばかりに

 

自分に飛びつくつもりかも…って

物々しい警戒ぶりのきりちゃん

 

だったのですが、

 

 

 

らってくんは体を安定させると

キョロキョロって見まわして

窓枠なんかを使いながら

危なげなく上手に

テレビの裏側に降りていきました。

ならばテレビの上を渡ってくる必要はなかったんですが

「らってくんの行動の半分は無意味でできている」のですよ。

 

『う~、ドキドキしましたにゃ。

前半と後半で違う意味のドキドキを味わいましたにゃ』

きりちゃん、放心状態ですね

 

 

『おしゃれ番長B』のこと

 

昨日12月4日

「小江戸川越第九の会 ベートーヴェン交響曲第九番演奏会」に

出演してまいりました。

 

わたしの「これ、やってみたいリスト」の中には

先日の鳴門の渦潮を見る、のように常日頃から思ってはいないけれど

「そういえばやってみたかったんだよな」って何かのきっかけで

思い起こすことも沢山ありますが

第九で歌うのは前々からぜひチャレンジしてみたかったことに

分類されていたんです。

 

5月くらいから練習が始まりまして

やっぱりドイツ語を覚えるのには苦労したんですが

無事挫折することなく昨日の本番を終えることができました

 

わたしは音大には行かせてもらえなかったんですけれど

高校卒業後に進学した学校でもピアノのレッスンを受けておりましたので

トータル16年くらい続けたことになるんですが、

やたらとベートーベンを弾かされる時期があったんです。

おまけに発表会でも「悲愴」の一楽章弾いたっけ

ショパンにときめきドビュッシーに衝撃を受けるお年頃には

堅苦しくて古臭くてつまらなかったベートーベン。

しかもベートーベン先生って絶対ドSなんですよ。

技術的に難しいっていうよりも「辛い」の

これでもかって大変なことが延々続いて

もう疲れて疲れてうんざりしちゃうんです。

結果、ベートーベンにはいい印象が無い訳だ

 

矛盾しますけれどそれでもやっぱり第九は別で、

年末になると聞きたいし聞けば感動もするんです。

そして一度でいいから歌ってみたいと思いつづけておりました。

 

念願かなって練習を始めてみたら

驚いたことに第九って実はものすごくおしゃれなんですよ。

一つ一つのパートがそれぞれとってもおしゃれ

それが絶妙に組み合わさるところがまたおしゃれ

組み合わさってこうまとまるってところがさらにおしゃれ

ベートーベン先生、ごめんなさい。

あなたがこんなにもおしゃれ番長だったなんて

未熟なわたしは全く気付かずにこの歳まで過ごしてしまいました

 

公募の合唱団とオケですから演奏は完璧とは言えませんけれど

ものすごい経歴の持ち主のマエストラ

(あまりにもすごいので次回ご紹介したいと思います)

すばらしい美声の4人のソリストと共に

ほぼほぼ満席のウエスタ川越1700席の会場で

最大限に力を発揮して演奏を終えることができました。

とっても楽しかった~

 

実は来年の公演も決定しているそうで

次回の公募についてもお知らせがあったのですが参加は考え中。

でも息子たちは来年もやったら?って言うんです。

え、息子たち優しいですって?

いや違う‼

第九の練習が入った平日の夜は

 

夕ご飯がカレーライスだからなのだ‼

 

実際終盤はオケ合わせやらソリスト合わせなどで

休日昼間の練習中心になって平日の夜連が無かったのですが

練習日だと思い込んでカレーを楽しみに帰ってきた長男幸夫に

「なんだよおかあさん、

風呂で歌ってないでウエスタ川越で歌ってきてよ」と

文句を言われてしまったのですよ

 

そうそう、お風呂でね~、毎日毎日練習しましたよ。

だって湿度があるからのど傷めないんだもん。

道行く人はお風呂から聞こえる金切り声に

何事かと思ったことでしょうね。

 

 インスタグラムに動画をアップしております。

「きりちゃん、こんなこともするんですよ」です

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