秋の夜長に夢うつつ

最近のスポーツ関係の話題といったらやはり西武松坂の移籍金ですよね。
その話題で映像が何度も流れるんですけど、私にとっての感心はお金ではなく、
美しいフォームなんです。力みなく振りおろされる腕はしなり、
ボールをリリースした後は、おしりの後まで指が延びているんです。
体の重心をぶらさず、全身を使って投げるからこそできる身のこなしは、う～ん実に美しい。

　週末テニスを楽しむ私は今、フォーム改造中。
そのために子供にスウィングを身につける良い方法をインターネットでどこまでも探すのですが、
てっとり早くラケットにボールを当てることよりも、体全体を使っておもいきり振ることをまず覚えることが大切である。
男の子なら小さい頃に広い川で石切りで何段、水の上を跳ねるかを友だちと競ったことでしょうが、その投げ方、肘の立て方はフォアハンドの良いお手本になる。とある。

おそらく松坂は子供の頃、ただ速く投げることだけを夢見て投げていたんじゃないだろうか。
おやじ週末テニスプレイヤーは、右膝のきしみを気にしながらも、　
松坂の投球フォームに、ありもしない自分のテニスのフォアハンドフォームをダブらせ、
秋の夜長にウィスキーのオンザロックをすすりながら夢を見る。

　
カリメロヘアでした。

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