ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

花と緑のある暮らし

2007-04-25 18:47:54 | Weblog
先日、友人とともに、とあるお宅に招待されたので、手土産としてお花を持って行こう、ということになりました。友人オススメのお花屋さんにてブーケのアレンジを注文。この花をメインにこんなイメージで云々…と、伝えたところで作業開始。
ところが、店員さんがスイートピーを組み合わせた瞬間、友人と視線が合いました。もしや同じこと思ってる?「スイートピーってさ…」と切り出すと、「花びらにすぐ傷がつくよ」「貧相だよ」「貧乏くさいよ」「マメ科だよ」「ジャックと豆の木だよ」…と、互いの口から出る出る難癖。結論=スイートピーはダメ!
そこですかさず「スイートピーは嫌いなので、変えて下さい」と要請。予算面、ボリューム面から考えて、この選択がベストだったようなので、店員さんの表情が一瞬曇りました。…が、やり直し。
その後も、なんだかんだと小煩い客。でもさすがはプロ。最終的には、ちょっとしたウェディングブーケか?ぐらいの出来栄え。その清楚で可憐な仕上がりに(求めていたイメージとは相違ありですが)、満足満足~。

それにしても、人の相手も植物の相手もできる、お花屋さんってすごいです。なにせ自分は植物の扱いがどうも苦手。切り花はしおれがち。種から育てようとすれば、発芽→即枯死。
かつて流行りの(手入れ不要と評判だった)エアープランツを育てていた(?)のですが、な~んにもしなかったら(それでいいと思っていた)、色も質感もおかしなことに。実は水分補給が必要だった!と知った時にはもう手遅れ。錆びかけた有刺鉄線のような無惨な姿に…。
こうなったらもう造花しかないか、ということで、本物さながらの極楽鳥花の造花を入手。かなりのお気に入り。しかしある時、要となる部分が、掃除機に吸い込まれていくという痛ましい出来事が!結果、その名のゆえんである「鳥」を成さなくなりました。お別れです…。
造花とさえもやっていけないとは、どうにも救われないな、と思うかーさんなのでした。


PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp
コメント
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