ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

WBC制覇、その後の原辰徳監督

2009-03-30 10:21:34 | Weblog
僕は決して巨人ファンではありません。



しかし原監督は応援しています。



原さんは長嶋名誉監督の後任として2002年巨人軍の監督に就任。
「ジャイアンツ・愛」をキャッチフレーズに、
成績が停滞していた巨人軍を非常に活気づけました。
その秀でたチームづくりと采配で、就任1年目でリーグ優勝。

監督が代わるだけでこうもチームが良くなるものか
という良いサンプルだったのを覚えています。



しかし大人の事情により就任2年で監督の任を解かれることに。



解任会見では原さんが涙を流していました。
本人の本意ではなかったため、とても悔しかったことでしょう。



僕は巨人ファンではないのですが、
その悔し涙に、その男泣きに大いに胸をうたれてしまいました。
2006年に監督を再任してからずっと応援してます。
思いっきり浪花節ですね。


すみません。


それからの彼の活躍は2007、2008年リーグ優勝とめざましいものです。



きっとあのときの屈辱を肥やしに花を咲かせたのでしょう、
と、自分の中で勝手にストーリーを作って感動してます。



そしてWBC第2回大会優勝。



内川選手の好守備、イチロー選手の決勝打、シャンパンファイト。
余韻に浸りまくりでここ1週間でこの一連のシーンをTVで何回観たことでしょうか。
何回見てもしびれます。


もう誰もが認める球界の将、いや世界の将です。

巨人軍もさぞや原監督を強めに露出させてくることでしょう。
と、思って東京ドームに行ったら、原監督がえらいことになってました。




原監督が大きく出迎えてくれました。
これ、ビルの一面全部使ってるんです。
このスペースで悠にサッカーは出来るのではと思うほどの大きさでした。





そして、これ。



等身大の原監督人形です。



もうここまで偶像を作られると少し複雑な気持ちもあります。
あのWBCは、侍達の「勝つ」という純粋な想いと邪念の無いプレイに感動したのだし。
その英雄のイメージを商業的に使われてしまうことに少し抵抗がありました。



とかなんとか言ってますが、
原監督の人形を見つけるやいなや、無邪気にケータイで写真撮ってましたけどね。





「本当にお前さんたちはねえ、強い侍になった。おめでとう!」





WBCシャンパンファイトの乾杯の音頭で原監督が侍達に向けてこう言ってました。
監督として悔しい思いもしたことでしょうが、歴史を刻む世界一のチームを作り上げたのです。

ご自身のその言葉を原監督にも捧げたい気持ちです。




小林






PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
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コメント
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