ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

☆伊丹十三に見る雑食のススメ☆

2009-06-26 18:09:57 | Weblog
ポゥ!!
マイケル・ジャクソンまさかの逝去、でラジオやテレビでは
じゃんじゃん追悼特集が組まれていますねぇ。
5月の清志郎さんの時もでしたが、ここまでスゴイ人が亡くなると
「この人も生き物だったんだね・・」という
死んでから生きていたことが真実味を帯びるという
逆転現象にヤラれているのは私だけでしょうか。もふもふ。




さて、糸井重里の“ほぼ日刊イトイ新聞”に伊丹十三特集が展開中なので
毎回楽しく読む+部屋にあった伊丹十三エッセイを読み返しているこの頃。
伊丹十三といえば、もちろん映画監督がいちばん冠職業なわけだけど
エッセイがすごく面白いのです。あと、エッセイにちらほら出てくる挿絵も
本人が描いているのですが、これがまたやたらうまい!!
ほぼ日にも映画監督・俳優以外にも商業デザイナー、作家、精神分析雑誌の編集長も
してきたと紹介されていましたが、本当になんでもできちゃう人なんですねぇ。
エッセイ読んでいると、男たるもの!的な話も多いけど
意外に恋愛にまだ夢をもつ自分を自嘲しちゃう話なんかもあって
良い意味で雑食な人なところにちょっぴりキュン☆
サクっと読める、“女たちよ!”&“再び女たちよ!”がオススメです。

最近よく草食男子や肉食女子なんて言葉が飛び交いますけど、
いやいや雑食に勝る動物はいないのだから、
人間が良くも悪くもここまで伸し上がったのも雑食故なのだから十三さんよろしく
もっともりもりわしゃわしゃ色々食べてもいいのではないでしょか。
興味のないことに首突っ込むということじゃなく、
もっと色々興味持ってもいいんじゃない、例えば隣の人にもさ。
と、ファミレスで向かい合ってご飯食べながら
一心不乱に互いの携帯をいじりあっている
女の子たちを見ながらそんな考えが心を過った梅雨の1日。

こわっぱでした☆


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする