☆おまじないのことば、ことば☆

いいなぁ、いいなぁ、ムーミンはいいなぁ。ムーミン谷に住みたいなぁ。
とひとりごちていたら、「ムーミン谷だって色々大変なのよっ」
と、友人に突っ込まれました。
今更ながら、トーベ・ヤンソン／たのしいムーミン一家を
読んでからというもの、東京も日本も果ては現代も
飛び越えてムーミン谷を夢見る日々なのです。


ヤンソン/たのしいムーミン一家

特に冒頭の、冬の間はお腹に松葉をいっぱい詰めて暖かいベットで
すんすん眠り、雪解けとともに起きだすというシーンが大好き。
毎年冬の寒さに戦いを挑めど、連敗続きの私には
この上なく理にかなった暮らしで、ムーミンはかしこいなぁと
妙に感心してしまいました。
物語って人間界や生活の断片の縮図が生地になり、
作家の心が練り込まれ、そうしてチーンと焼き上がったパンみたいなもの。
だと思うのですが、トーベ・ヤンソンの物語は、
がっしりした噛み心地の生地の中に、
木の実やドライフルーツがみっしり詰まり
それだけでお腹いっぱいになるような、重みのある物語。
友人のいうように、ちゃーんと他者と暮らすことの
こんがらがりスパイス入りでね。
今、我が家には「ムーミン谷の彗星」に「ムーミンパパの思い出」が
積んであり、もうしばらくこの噛みごたえある物語を
もぐもぐしてみる所存です☆

おおっと、忘れちゃないぜ。
ムーミンよろしく冬眠していた、裸・番長氏が
イカした新曲とともに路上に帰ってきましたよ。
心のスイッチをONにして聴いてくれたまえ、Yeah！

裸・番長　/　Walk On The Street


おハナでした。

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