私がそう呼んでいる事件がある
幸いにも相手の柴犬にケガをさせずに済んだのだけど・・・
我が家のぶるちゃんは、ヒトには全く問題を起こしたことはない。お母さんの
イヴもそうなのだけど。でも・・・
ケンカを売られたら、黙ってポーカーフェイスでやり過ごすことが
できないワンなのです
お父さんのヴィトウは知っている範囲では、他の犬と問題を
起こしたことはないと思うけど、お母さんのイヴに関しては・・・
ある意味、犬舎NO１なのです
ケンカっぱやいとこはお母さん似だねぇ～
あれは２歳２ヶ月の頃
ブルースが今まででいちばん手におえない時期でした
あの頃を思い出すと、本当に今はマシになったぶるちゃん。
スパイクがグイグイ首に食い込んで、タコから血が滲んでも
引っ張ったり、他の犬にガン飛ばしていたからね～
お散歩に出る時間が毎日・毎日、本当に憂鬱でヒヤヒヤしていた
時代でした
その日も家から出て、ほんの１０ｍくらいのところで
ウンチをもよおしたぶるちゃん
道幅の狭いところだったけど、デモノハレモノトコロキラワズ
無事にウンチをして、私が片付けていた時でした
当然、左右前後を確認していたハズだったのに・・・
ウンチに血が混じっていたような気がして、数秒間ジッと
眺めてしまったのです。
そのほんのわずかな時間の間に、柴犬を連れたおじさんが
やってきて、私たちの後ろを通り抜けようとしたのです。
本当にちょっとした「間」だったのです
ウンチを片している飼い主の横にちょこんと座る
ぶるちゃん。柴犬の飼い主さんは、まさかおとなしそうなソイツが
自分の柴犬に向かって来るなんて、想像もしなかったようです
まさに、しゃがんでいる私の後ろに差し掛かった時に・・・
ぶるちゃん、柴犬に無言で突進かわいそうな柴犬は叫び声をあげて
道路に飛び出し！私はぶるちゃんに引き倒されて、
仰向けになり！飼い主さんはあわてて
柴犬を歩道に引き戻し、「大丈夫ですか？」って私に声を掛ける飼い主さんと同時に
起き上がりつつも「
こらぁブルース！！」って怒鳴りながら、一緒に道路に飛び出たぶるちゃんを引き戻して爆弾
を落とした私
全部がほんの数秒の間に起こったのです
私の激高ぶりに、柴犬と飼い主さんはドンビキでその場を逃げるように立ち去って行きました
後には片付け損ねた
ウンチと、夢中で起き上がってぶるちゃんを引き戻す時にジーンズごとパックリ十字に切れた血だらけの
私の痛いヒザと、耳を倒してシッポを入れ、上目遣いですまなさそうに
ビクビクと震えたぶるちゃんが残されました。
もちろん散歩はそこで中断
怒った私に家に戻ってもビクビクした
ぶるちゃん。それなのに・・・
それから１時間ほど後のぶるちゃんたら
私の後ろのソファで
私はまだ怒りも治まらず
、ヒザも痛いままなのに・・・ど～してくれようかと・・・
次の日、怒り冷めやらぬままタオパイパイさんに連絡を取ると
「いつまでも怒られたこと覚えてイジイジしてたら
その方がコワイわ！」って、大笑いされました
ぶるちゃんはいい気なモンだよね～
