ぬばたまの 夜に佇む 博物館
宴の夜だ、自由空間
百年に いちどの祭り もう習慣
いつもの面々 いざ、常習犯
負けられぬ アンモナイトも 作れ集団
一気に晴らす 欲求不満
それぞれの 悲喜こもごもな 夢の終端
残された ラクリマ(lacrima)の跡 恋の愁嘆
----
知り合いの博物館の詩に贈った詩です。形式的には俳諧之連歌相当ですが、
細かく見ると韻数が足りない、発句に季語がない、前の句から連続した
内容を綴っている(変化がない)など不備が目立つので、正式な連歌とは
みなさず、2行連詩のバラッド、という事にしました。