二〇〇九年四月三十日
客先で一緒に作業していた中国の人が、契約修了になり、帰国する事に
なったので、その送別の詩を作りました。
実は先だっての旅行はこの人の送別会も兼ねていました。
春の花が散っていく時節、去り行く春を惜しむ=本人との別離を惜しむ
とし、残る花(見送る人々)もいずれはどこかに去ってしまうのだから、
ひとつひとつの出会いと別れを大事にしていきましょう、という思いを
述べたつもりですが、意図が伝わったかどうかは不明です。
惜別離
風雷山人
紅飛紫散惜春中 紅飛紫散 惜春の中
(こうひしさん せきしゅんのうち)
新緑層層片片風 新緑層層 片片の風
(しんりょくそうそう へんぺんのかぜ)
今日殘花何処去 今日の残花 何れの処にか去る
(こんにちのざんか いずれのところにかさる)
人生歳月別離衷 人生歳月別離の衷
(じんせいさいげつ べつりのこころ)
【大意】
花は飛び散る、緑は萌える。
別れを惜しむや、春の風。
行く春を惜しむそよ風残り花
客先で一緒に作業していた中国の人が、契約修了になり、帰国する事に
なったので、その送別の詩を作りました。
実は先だっての旅行はこの人の送別会も兼ねていました。
春の花が散っていく時節、去り行く春を惜しむ=本人との別離を惜しむ
とし、残る花(見送る人々)もいずれはどこかに去ってしまうのだから、
ひとつひとつの出会いと別れを大事にしていきましょう、という思いを
述べたつもりですが、意図が伝わったかどうかは不明です。
惜別離
風雷山人
紅飛紫散惜春中 紅飛紫散 惜春の中
(こうひしさん せきしゅんのうち)
新緑層層片片風 新緑層層 片片の風
(しんりょくそうそう へんぺんのかぜ)
今日殘花何処去 今日の残花 何れの処にか去る
(こんにちのざんか いずれのところにかさる)
人生歳月別離衷 人生歳月別離の衷
(じんせいさいげつ べつりのこころ)
【大意】
花は飛び散る、緑は萌える。
別れを惜しむや、春の風。
行く春を惜しむそよ風残り花