copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんグループ
m月d日
新米の英語の先生は女だった。
黒板に、字を書くとき、スカートの下の方から、シミーズが
はみ出しているので、皆から゛シミチョロ゛と呼ばれている。
オレなんか、目のヤリ場に困った。
見てはならないと、思うのだが、視覚のどこかに入っていて、
何と無く見えてしまうのだ。
何を考えて先生やっているのか、と思う。
もう少し、気配りや生徒への配慮が欲しい。
その上、ちよっと難しい質問をすると答えられない。
ある時など、泣いて職員室へ帰ってしまった。
先生としての自覚が足りないのではないかと思う。
彼女は、夏休みが終わった後、学校に来なくなってしまった。
何でも、身体を壊して、自宅静養中とかいっていた。
本当に、身体を壊したのだろうか?
それとも、先生という職業に合わなくなってやめていった
のだろうか?
オレには、何となく後者のような気がするのだが・・・
女先生 夏休みの後に 姿消す
わずか半年の 選びたる職業
ち ふ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー