絵じゃないかおじさん

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ピカ輪世代です。
(傘;傘;)←かさかさ、しわしわ、よれよれまーくです。

あ@えっせい「水取り」 六時の勤行について  104

2019-02-06 08:33:43 | つぶつぶ

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  *  六時の勤行について  (104)

 
      【 悔過法要  】

        言うまでもなくこの行事の中心部分である。

         本行の期間中、日に六回(六時という)、
         十一面悔過法が行われる。

                    【 六時の勤行 】
                     正式と略式がある。
                     日を追って変化してゆく。

            6回の法要にはそれぞれ名前があり、

           「日中(にっちゅう)」
           「日没(にちもつ)」

           「初夜(しょや)」
           「半夜(はんや)」

           「後夜(ごや)」
           「晨朝(じんじょう)」
            と呼ばれる。

                ・規模や所要時間で区分すると、
                ①《大事(だいじ)》
                   初夜、後夜
                ②《中事(ちゅうじ)》
                   日中、日没
                ③《小事(しょうじ)》
                   半夜、晨朝   となる。

                 ・初夜が、大事中の大事である。



   最初の六時の勤行は、2週間に渡る大行事の開幕の法要。

         3月 1日  2:30 開白法要(日中の勤行)

   
   最後の六時の勤行は、

         3月15日  0:05頃 晨朝の勤行



 
                      となるようです。





おわり



あ@えっせい「水取り」 お香水のその後  103

2019-02-06 08:32:31 | つぶつぶ


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  *  お香水のその後  (103)

  
 「
     12日の「お水取り」で内陣に運ばれたお香水は、
     大きな桶の中でしずめられた後、
     13日の神名帳、
     大導師の祈りの間に
     晒の布を用いて濾され、
     内陣須弥壇下の石敷きに埋め込まれた
     甕(かめ)の中に納められる。

--------------
   ・ 「根本香水」
--------------
     その内一つは
    「根本香水」を納める甕で、
    「お水取り」で汲まれた水を
     毎年追い足しして
     たくわえているものをいう。

     行中にこの根本香水を使用して
     減った分を補充するので、
    「お水取り」の歴史の分だけのお香水が
     渾然一体となったものといえる。

     史料には「根本香水之事」として、
    「この香水はこれ天平勝宝年中、
     実忠和尚兜率の内院の八功徳水を以って
     此宝瓶に入、此堂中に納」と記されている。

--------------
   ・ 「次第香水」
--------------
     また、これとは別に「次第香水」といって、
     その年「お水取り」で汲まれた水を容れる甕がある。


     次第香水を容れる甕は、
     残り少なくなったものをすべて汲み出し、
     更に晒で甕を掃除して
     その年の新しいお香水を納める。

     この甕の掃除は11日の日中の後、
     壇下の掃除の時に行なわれ、
     甕から汲み出されたお香水の残りは
     湯屋に下されて参詣者にも分け与えられる。


     また、この次第香水は、
     修二会満行後、毎月18日の二月堂での寺役法要の間に
     その年の堂司の役のものによって汲み出されるが、
     量に限りがあるので更にそれを二月堂の湯屋の井戸水で 
     割ったものを小瓶に入れて
     二月堂受納所で一般に頒布している。

   」


(東大寺情報より)



おわり


あ@えっせい「水取り」 2/15 新入別火入り  102

2019-02-06 08:30:48 | つぶつぶ



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  *  2/15 新入別火入り  (102)


    ・ 2/15


     初めての練行衆(新入 しんにゅう)と
     初めて大導師をつとめる人は、
     2月15日から、別火に入る。


     別火とは、
     
     世間の火をいっさい用いず、
     火打ち石でおこした
     特別の火だけを利用して
     生活するのでこのように言われる。

 
    《 司馬遼太郎著 「街道をゆく 24」、行換え等筆者 》




おわり



あ@えっせい「水取り」 松明について  101

2019-02-06 08:26:36 | つぶつぶ


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  * 松明(たいまつ)について (101)

 
    太竹は、
    大松明(おおたいまつ)、
    籠(かご)松明といったものの長大な柄
    なのである。

    修二会には、
    真竹(まだけ)を使うとのこと。
    信者の御寄進による。
    足りない分は、
    京都営林署から、
    加茂川や木津川の河原の竹薮の
    竹を払下げてもらうそうです。

  
    《 司馬遼太郎著 「街道をゆく 24」を参考にして 》
 

--------------------------------------------------------------------

  《 松明について 》
       ・授戒松明
         授戒の時に使用する。
       ・一徳火松明
          一徳火の浄火を点じるための松明。
                                             
       ・チョロ松明
          三度の案内の時、
          加供が掲げる。
 
        ・上堂松明
           毎朝8時頃までに
           食堂の南の広場で
           練行衆の童子達が
           上堂松明を作る。
           青竹の先に6枚の
           片木(へき)を放射状に
           挟んで芯とし、杉の青葉・枯葉を
           さし込んで球形に仕上げる。
                                 
           12日を除いて、
           処世界は「初夜上堂の作法」に
           加わらないので、
           処世界の分を除いた
           10本を作る。
                             
         ・籠松明
           12日に使用する松明。
           巨大な一本の花である。 
           根付き竹を使用。
           11本。
           上堂松明と手順は
           変らないが、籠松明は
           いちだんと大きく華やかである。
                                  
 
          ・神燈(じんとう)松明
            神名帳(じんみょうちょう)の燈の
            点火に使用する。

           ・走りの松明
            5~7日、12~14日の後夜の前に
            行う走りの時に使用する。

           ・宵御輿(よいみこしの)松明
             小観音出御の時に使用する。

           ・暁御輿(あかつきみこしの)松明
             小観音後入の時に使用する。
 

            ・達陀松明
              3本。
              達陀に使用。


             ・咒師松明
               12日のお水取り事に使用。
               咒師を先導する松明。
               多くの松明の中で最も重い。
                                   
              ・水取松明
                12日のお水取り事に使用。
                練行衆の傍で使用する。
                一束。

               ・加供松明
                 加供
                 3本。
                                 
                ・手松明


    【 籠松明の作り方 】 ー 巨大な一本の花である。

         根付きの竹を11本用意する。

        ①竹の先端を漏斗状に割り開く。
        ②ノドワを嵌(は)めて固定する。
        ③漏斗型に開いた中にシンを差し込む。
        ④竹とシンを完全に固定する。
        ⑤このシンに打込(松明木)を無数に打ち込む。
        ⑥更に杉葉を差し込んで、
          径7,80cmほどの球形の頭部が出来る。
        ⑦これをハネで籠目状にくるむ。
        ⑧最後に化粧板(やすいた)と呼ばれる、
          花びらの趣のある杉の薄板7枚ほどで
          囲んで花のように仕上げる。

 

     ・ ノドワ(竹の先端を漏斗状(じょうごじょう)に開き
       松明の芯を差し込んで竹に固定させるための、
       割竹と藤づるで作った大小二個の輪)

     ・ ネッキ(径3,4cm、長さ20cmほどの雑木、
       一端を削ってとがらせ、それを3本ずつ束ねたもの)
        
     ・ ハネ(松明の頭部を籠目状に包み囲むのに用いる)


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おわり


あ@えっせい「水取り」  東大寺和紙椿について  100

2019-02-06 08:21:55 | つぶつぶ


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        copyright (c)ち ふ
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           東大寺情報等より、
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  * 東大寺和紙椿について  (100)

 「
   この別火中に、練行衆は造花もつくる。

   これは、二月堂の秘仏である観音の
   宝前にそなえる花で、紅白の紙で
   つくった椿の花である。

   この花が、内陣の灯明に淡く
   照らされると、本物の椿の花以上に
   息づいて見える。

   須田画伯がまれに色紙などにこれを描く。

   「東大寺椿」

    と、東大寺椿」、いつも画讃のように、
   余白に文字を入れる。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   「東大寺椿は、花弁が長くて、ふしぎな丸味がありますね」
    と、二月堂の前で、画伯に話しかけた。
   「ああいう椿は、現実にありますか」
   「ありませんよ」
    だから、尊いのだ、という表情を、須田さんはした。

 
  」

   
    《 司馬遼太郎著 「街道をゆく 24」、行換え等筆者 》
 

  「
    2/23の前日までに、
 
      紅花で、椿の花弁にふさわしい濃い紅の色に
      染めた和紙(40cm×50cm)、60枚を、
      東大寺に納める。

      (同時に、支子(くちなし)の実を濃く煎じて
       同じ和紙に引染して黄色くした「におい」と呼ばれる、
       花芯用の和紙を30枚、白い和紙を50枚も納める)

   」

              (「染司よしおかのサイト」参考にする)

 
 「  
   * 2/23

     2月23日には「花拵え」「燈心揃え」が行われる。
     東大寺修二会では仏前に供える花として造花(椿と南天)を作る。
     また、この日、灯明に用いる燈芯を作る。
     この二つの作業に練行衆、三役らが総出で行い、
     椿400個、南天50個、多くの燈芯を用意する。

 」
                   
                  「ウィキペディア」 参照。




   註)
       仮に、2013年なら、
 
       お水取り回数計算式
       西暦年 - 751 = その年の回数
       2013  - 751 = 1262 回目



おわり