株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その436.新人育成は悩みで始まり、悩みがずーっと続く。

2019-10-10 12:44:54 | 制作会社社長の憂い漫遊記
魔の引っ越しから開けて数日後、私は佐賀県唐津に来ていた。
夜飯を食いに町に出たら笛と鳴り物の音がする。
祭り好きの私にとって鳴り物は好物のひとつ。
自ずと足が向かう。
どうやら11月に唐津では祭りがあるようで、
小学生~中学生が鳴り物練習をしている。
もちろん年寄り格が付きっきり、好きだね~。


この祭りの鳴り物練習のごとく、我々の業種なら、
やる気があって当たり前、貪るように仕事をしてくれるハズと思っていた。
だって好きだからこの仕事を選んだんだろ?
私自身も天職と信じて、無茶な仕事を入れ、
すべて自分の身に付けようと常に爪先立ちで仕事をしてきた。
時の経つのも忘れて没頭して。

約30年前、当時のスポンサーの某部長さんからの嘆き節。
帰国子女の新入社員が企画会議中にガムは噛むわ、
パンやジュースを持ち込み食べるわと。
30年経っても嘆き節は変わらない。
別のスポンサーのある主任さん曰く・・
頼みごとをすると「無理です」とサラリと言ってのける。
そもそも無理だとわかっている仕事は依頼しない。
進捗の報連相もない。
なのにキツく言われると「ヘコみます」。
ヘコむほど取り組んだのかと言いたくなる。
などなど、出るわ、出るわ、枚挙にいとまがない。
件の主任さんに私も一言。
アリストテレスも「近頃の若者は!」と嘆いたそうですよ。
件の主任さん「そんな昔から先輩は悩んでいたんだ・・」

努力なくして、頑張りなくして、成功はない。
すぐにあきらめないでくれ。今は苦しくても次の成功への欠片が必ずある。
若い今は欠片をただがむしゃらにかき集める時なのだ。
君のやる気・気概を声に出して現せ。

▲唐津城

唐津でインタビューした社長さん曰く・・
5年で一人前に育て、一人立ちしたい者は一人立ちさせる、
次代の経営者を育てるのが私の、そしてこの会社の役割だ。
そのネットワークがいずれ活きる時が来るし、業界を必ず活性化する。
だからスパルタですよ(笑)。

私の場合はひたすら忍耐のみが鍛えられている。
なんだかなぁ・・新人育成では愚痴炸裂だ。
しかし、新人を育てなければ会社の成長はない。
大企業のように余剰人員を抱える余裕もない。
はてさて、どう教育すればよいのか?
オーマイゴッド。
新人が入るたびに悩み、成長してもなお悩み、私はいつも絶賛お悩み中だ。

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