部下にどう思われようと、「これはまずい」と思ったら言うべきである。
いや、言わなければならない。
しかしそんな指摘をしたら、きっと部下は「またあのオッサンが!」と
夜のグチ大会で糞味噌に罵倒されるだろう。
しかし気に病むことはない。仕事は家庭ではない。
報酬をもらい、報酬に見合う仕事をし、
ひたすら職業人として己を磨く戦場である。
全てはお客さまに向いていなければならない。 . . . 本文を読む
演出は現場で悩んではならない。
悩むのは現場に出る以前。
台本を書いている時、そしてコンテを書いている時点で悩みつくせ。
それでもどうしょうもなく行き詰まったら現場に出る前にスタッフに話す。
呑みながらでもよい。
相談とまでいかなくても話すだけで解決の糸口が見えてくる。
しかし一旦現場に出たら監督には悩む暇はない。
次々起こる予想内・予想外の問題を素早く判断し、
スタッフに次々指示を出さねばならない。まるで聖徳太子のように。 . . . 本文を読む
外を知らない井の中の蛙だから強い者にはまかれるし、
お金の流れを直感的に察知するので監督など屁とも思っていない。
スポンサーの皆さん、どうかお願いですから
プロといわれる我々から仕事を奪わないでください。
フリーはふらふらしているからフリーではない。
一人親方として食べていける才能があるからフリーなのだ。
ただ生きていくのはあまり上手くないという弱点はあるが…
どうか、まやかしの企画書だけで、
あるいは金額だけで仕事相手を選ぶのではなく、
作り手の眼差しを見て仕事相手を選んでください。
プロの仕事をとくと見届けてください。 . . . 本文を読む
老人は時間がいっぱいある。ネット中毒おおいに結構毛だらけだ。
しかもそのころの老人は今の中高生と違い行動力もある。
金もある。ヒマもある。非現実を現実にする厚かましいさも身につけている。
まだ60歳だ。♂♀現役の方も多い。いくつになっても恋はできる。
ITは時間のある年寄りのオモチャにすべきである。
子供から有害なITは取り上げて、大人のオモチャにしようではないか。
恋しよぜ!初老男性諸君!! . . . 本文を読む
スタッフ
制作:(株)プランシード
制作、構成、演出、編集:多田浩造
演出補:川村啓太
撮影:山内隆弘
編集補:川墨隆夫
CG:吉岡誠
録音:山城日出男、納多保光
NA:林順子 . . . 本文を読む