雑用のやり方を見ていると、助監督止まりか監督にまで登れるか
はたまたプロデューサーとして信頼を得るかが見えてくる。
確かに今は下積みなしで監督になる方も出てきているが
映像制作はチームでモノを作るので、気遣いや心配りがあると
チームの結束力が強くなるのは事実である。
したがって、雑用を丁寧にかつ早くやれる人には、
必ず引っ張り上げてくれる人が出てくる。
モノづくりでは特に雑用を手抜きでしたかしないかで大きな差が出てくる。
監督やプロデューサーは、助監督の雑用の仕事ぶりをいつも見ている。
そして「こいつは使える」「こいつは使えない」と見切りをつける。 . . . 本文を読む
私の実家ではかれこれ40年ほど前から
神戸の摩耶山にお稲荷さんを祭っている。
摩耶山のお稲荷さん・高尾大明神は、
お祓いをしてもらっている神主さんによると
「摩耶山を抱きかかえる大きなお稲荷さん」だとのこと。 . . . 本文を読む
空區だんじりには老若男女を問わず、
愉快で温かな人々が集っている。
おそらく、だんじりが生み出すパワーが人々を引き寄せ、
だんじりの神さんの愛で、その輪がはぐくまれているのだろう。
私も我が町の子供たちの成長を毎年見られるし、
体力の続く限りだんじりを触っていたいと思っている。 . . . 本文を読む
2014年5月5日、本宮の朝は生憎の小雨。
9時半に決行か中止かの判断がくだされる。
私は布団の中でこの文章を携帯で打っている。
歳のせいで近年あきらかに本宮の朝は、
カラダがガタガタで動かなくなってきている。
「あ~布団から出たくなぁ~い」と引きこもり。
「9時半になったら世話役にTELして
中止か決行か聞こ。それまで寝てよ。」
素晴らしい考え方に
私は更に深く布団の奥底に引きこもった。 . . . 本文を読む
本来、神が降臨するのは5月5日だけで、
4日は前夜祭にあたるから「宵宮(よいみや)」といい、
5日は「本宮(ほんみや)」と呼ぶ。
本宮では、宮出した後は7台のだんじりが隊列を組み、
本住吉神社のショバをくまなく巡る。
夜の宮入まで隊列を組んだままだ。美しさと誠実さと厳粛さがある。 . . . 本文を読む
日本中に様々な祭りがあるが、私にとって最大の祭りといえば
本住吉神社例大祭に行われるだんじり祭りである。
なぜなら私自身が参加しているからだ。
祭りは見るものではなく出るものだ。 . . . 本文を読む