株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その365.すき家にて

2018-04-06 13:21:39 | 制作会社社長の憂い漫遊記
日曜朝7時。
時間があったので牛丼のすき家に寄り朝飯を食べた。
日曜朝のすき家はほぼ満席。
朝帰りの十代後半~二十代前半のグループ。
お金のない若い恋人たち。
場外馬券場に向かうのだろうかジャンパーにジーンズ
(着慣れていないのでまったく似合っていないのだが) の中年男性。
朝早く目覚めてすでに空腹の独居老人。
しかし休日だからかスーツ姿のサラリーマンはいない。
店員は配膳に三名。
皆若いが海外留学生で言葉はわからない。
接客時は定番の日本語で対応してくれるが
かなり日常会話は達者で、言葉の変化球に振り遅れていない。
接客の合間は、母国語で雑談している。
ひょっとすると接客のアドバイスをしあっているのか
「早く国に帰りたい」と話しているのかはわからない。
どこの店に行っても留学生を雇う店では
接客の合間に留学生が大抵つるんで雑談している。
日本人アルバイトは客への目配せを店長に指示されているのか
あまりつるんで雑談している姿を見たことがないが、
その中におばちゃんが混ざると
えらいことになっている店もある。

この店でも皆さん留学生なのでつるんで雑談している。
何を話しているのか気にかかるが
私には中国語もフィリピン語もわからない。残念だ。

歳を取ると一年があっという間に過ぎていく。
これは同じことを毎日行うので
マンネリ化して一日が早く感じるらしい。
学生時代の授業は長かった。
始めて学ぶから長く感じるということらしい。
でも休憩時間は短く感じた。
これは楽しいからで、ということは
歳を取って早く感じるのは毎日が楽しいからかというと
そうではない。
やはりマンネリ化が時間を早く感じさせるのだろう。

北野武氏がオフィス北野を辞めて独立するという。
自分の時間を持ち、好きなことをしたいという。
と書いている間に事態は刻々と変わっているから
これがアップされた時にはえらい事態になっているかもしれない。
私も5年ほど前から引退を表明しているが、
後継者がいっこうにその気にならず困っている。
最近は後継者も真面目に取り組み、
私も引退後を考えられるようになってきた。
引退の理由は、
幸いにしてなりたい職業につけ
その職業を全うできたので、いまの仕事しか知らないということ。
引退するなら体の動く間に。
さらに毎日楽しくて時間を短く感じたいから。
とはいえ趣味に生きるなんて粋なことはできない。
はてさてキッパリ引退できるのか?
それは神のみぞ知ることだが、動かねば何も始まらない。
まずは日本を離れて海外で生活したい。
言葉の壁が重くのしかかるが、日本にいては後継者は育たない。
リセットは海外にかぎる。
帰国した時にはすき家に勤める留学生の雑談を
盗み聞きしてやる。
あした、どこいこ?

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