MAYUMI ART (ソプラノ長谷川眞弓 のブログ )

「歌うは愛する業なり」・・「歌に生き、愛に生き」・・「SWEET SONGS FOR LIFE」・・「優しい歌」

モーツアルト・コンサート

2006年08月16日 01時18分20秒 | ウイーン・ロンドン旅行記
バーデンから帰ってきて、ケルントナー通りに戻り、マクドナルドでアイスコーヒーを仕入れて、ホテルの部屋で休憩。着替えて、コンサートに出かける。
アイスコーヒーが「コーヒーフロート」のようにアイスが一杯入っていました。おいしい!
さてコンサートは、前日オペラ座の前で、古典の衣装に扮した白いカールのかつらのお兄さんから、買い求めたチケット。59ユーロ。高いよね。
8時からなので、大急ぎで(歩いて15分もかからないと思ったが、さすがの方向音痴、そしてどの建物も楽友協会に見えるし、途中で出会ったイタリア人のさまよえる家族と共に、やっといきついたのです。なにやら、「僕たちコンサートなんてさっぱりわかんないけど、ウイーンだからいくんやわ、」「あなたは詳しい?」といっていたので、「私は日本ではソプラノ歌手なんです」そしたら、「おばあちゃーん、おかあさーん、この人歌手だってー!」と騒いでうきうきしてました。)



有名なモーツアルトメロディーのオンパレード、40番、バイオリンコンチェルト、コンサートアリア、アイネクライネナハトムジーク、フィガロの序曲など。
休憩後
モーツアルトプログラム、魔笛から、夜の女王のアリア、パパゲーノのアリア、パパゲーノとパパゲーナの楽しいアリア、ドンジョバンニから、レポレロのカタログの歌、ドンジョバンニとチェルリーなの二重唱。



アンコールですばらしかったのは、さすがウイーンです。気品溢れ躍動する、「美しき青きドナウ」「ラデツキー行進曲」で最高に盛り上がり、会した紳士淑女は満面の笑顔で、なんとも豊かなひとときでありました。

ウイーン・モーツアルト・管弦楽団
チケットを買ったお兄さんから、記念CDのもらえる、券をもらってラッキー。クラリネット協奏曲と、弦楽コンチェルトの入った、美しい音楽を今も、聞けるのです。

バーデン駅前

2006年08月16日 00時30分40秒 | ウイーン・ロンドン旅行記
7月31日、カール教会をあとにして、バーデンへ。子供連れのY子さん、駅前のマルクトでおやつの桃などを仕入れる。私もジュースとアメリカンチェリーを500グラム買いました。
花壇のきれいな駅前。歩いて3分ほどで目指すプールに到着。






温泉


外のプールは中よりも暖かい温泉。



アイス屋さんを探しながら、うろうろした街路。暑くて本当にアイスアイス、アイス。



カジノ


公園で噴水が涼しそうでかけよった。まだ、アイスにありつけない・・
もうちょっとがんばって・・子供たちがアイスアイスと言ってお母さんにしかられる。私もアイスどこ?まだァ?って実は一緒に心の中で言ってたんだけど。お母さん曰く、「アイスのことを頭から離しなさい!」って、「無理やで~」と心で静かに突っ込む。


清々しいからっとした、空。



その後、すぐ、一個1ユーロ、という安くておいしいアイスにありついて、ペロペロ。



バーデンへ遠足

2006年08月13日 20時00分06秒 | ウイーン・ロンドン旅行記
7月31日、待ち合わせたオペラ座前のトラムの駅、南郊外行きに乗って、バーデンへ。
有馬温泉のような・・熱海のような・・ウイーン市内よりも土地が高いという、高級なリゾート保養地なのだ。

さて、その待ち合わせの前にカール教会まで歩く。


映画「チャーリーとチョコレート工場」の宮殿が、この形にそっくりなんです。ま、それはいいとして、ここは本当にいい場所でした。水辺があって、子供の遊園地があって、ベンチにくつろぐ人々。ほんの15分ほどブラッとしただけ。でも、花や、建物や、水辺がこんなにいい気分を与えるとは。


ベートーベンの散歩道

2006年08月13日 19時22分38秒 | ウイーン・ロンドン旅行記
美術史美術館から、公衆電話を使って、ウイーン滞在の頼みの綱、T氏のお嬢さん(Y子さん)にお電話する。待ち合わせの午後4時まで王宮(図書館が休みで残念)ミヒャエル広場前の馬車や人々をながめながら、カフェ「グリーンシュタイドル」でレモンティーを飲んで休憩する。グラーベン通り~シュテファン大寺院~ケルントナー通りで昼食を調達し、ホテルの部屋で一人ゆっくりと食べる。
・・この昼食は「NORDSEE」という魚介類のファーストフード店、いわしのマリネサンド(2.8)、大海老のサラダ(11.5)、ビール(2.5)で、16.8ユーロ、(大海老に奮発しました)
風の抜ける部屋でゆっくりして、シャワーを浴び、4時オペラ座アルカディア前へ。

写真はY子さんと郊外トラム38Aで行った、グリンチングからベートーベンの散歩道を歩く。
田園を発想した、自然のインスピレーションを私も感じようと、でも、小川のそばの路地右手には閑静なのんびりした住宅が続く、普通の生活空間。小川には水の流れの音が無く、その上、早くホイリゲに行こうよ・・という空腹感が勝っていた。緑濃い自然の中はとにかく、ケルントナー通りから離れたかった気持ちをほっとさせてくれた。

グリンチングからバスでカーレンベルグに登る。とにかくトラムもバスも暑い。外がさわやかで涼しく感じる。展望レストランでビールをのむ。左手にはゆるくカーヴするドナウ川を、右手にはウイーンの森を眺める。


ホイリゲ、女性2人で静かに飲む・・周りのドイツかウイーンからかの団体さんが盛り上がって、楽しそうでした。






美術史美術館

2006年08月13日 18時35分17秒 | ウイーン・ロンドン旅行記
通りをわたって、マリアテレジァ広場、美術史美術館へ。そのエントランスホールのモザイク模様の床が、モダンです。


開館前広場で記念写真。


絵本の挿絵のようなブリューゲルの絵画、ラファエッロの「草原の聖母」・・メーリケのAn der altes Bild の絵はこれかもしれない。

向かいには自然史博物館。


ウイーン

2006年08月12日 01時13分06秒 | ウイーン・ロンドン旅行記
7月29日夜、ウイーン到着。HOTELASTORIA,7月30日日曜日早朝、窓から通りを見る。昔ながらのホテルはエアコンがない。朝の涼しい風がとおる、そして静か。(日曜だから)実はヨーロッパは異常高温で死者も出たほどで、暑い夜だった。




朝食の後すぐにトラムに乗り、一周しようと思いながらも、右手にモーツアルトを見つけて、すぐ下車。老婦人の他は私一人の、独占モーツアルト。美しい庭園。とおん記号の植花。

さて、ここまでの道のり、JALと思っていたら、エアーフランス機(共同運航)でTVContentsは全部ヨーロッパ向け、日本語のは「サマータイムマシーン」瑛太主演。のみ。不満。シャンパンが出たけどね。
しょうがないな‐と、映画を諦め、VOCALCHANNELを聴く・・!!すごーいプログラムで堪能した。
私は3席の通路側、空席をはさんで窓がわに同世代のフランス人かな、ビジネスマン、ずっと書類を読んでいる。時々、私が窓を見ると、雲が無い時、景色を見ろと、呼んでくれる。
まず、モンゴルの大草原。はてしない緑のカーペット。感動!
またフィンランドあたりでも、フィヨルドのぎざぎざ、を見る。
パリドゴール空港でバイバイと分かれた。乗り換えのため混雑した空港をターミナルを渡り、オーストリア航空に乗る。ウイーンの郷土料理、Tafelspitz(煮込み牛肉)、鰯のマリネサラダなどの機内食とモーツアルトのチョコレート、そしてワイン、おいしかった。
そうそう、機長の挨拶の後にガーシュゥインのSUMMERTIMEが流れて(JAZZアレンジ)いいなーと感心しちゃう。

空港から電車?本数が無く暗くて人気がないので、バスで市内へ。SCWEDENPLATZ着。雨が降っていた。TAXIをとめてもらって、(TAXI乗り場を近くにいたカップルに訊ねたら、乗りたいのか?と言うが早いか、ヘイ、TAXI!と止めてくれまして。乗れと。頭に2本線の刈り込みをしたような、ピアスだらけの若者だったが、雨が降ってるのに親切でうれしかった・・。カップルの時の男の子は特にいい子なんだ。)そしてホテルに。