私もいつまでも若くはない。
人生に疲れることもある。
魂の致命的な敵は、毎日の消耗である。
独りの時間が長いからか、最悪の事態を想定する。
私以外の家族が全員いなくなったときに、どうするか。
西国分寺のアパートの時代のように、独りで暮らすのであろうな。
いつまでも家族がいるとは考えていない。
すでに家族を二人亡くしているせいもあるのかもしれない。
いつか独りになる時が来る。
独りになったら、旅に出るだろう。
どこでもいい。
それぐらいがいい。
揺蕩(たゆた)う。
人生は揺蕩っており、瞬間の連続だ。
人生という長い道のりで、常に最善と思う選択をしていくが、必ずしもそれが正解とは限らない。
失敗もある。
そしてそれを学ぶ。
次は同じ事をしないように心改める。
それの繰り返しだ。
時々、立ち止まって、ふと考える時間も必要だ。
そしてそれができるのは、人間だけなんだ。
過去を振り返ることもある。
だけど、叫んでも、返ってくるのは静寂だけだ。
過去は振り返るぐらいがいい。
過去に浸ってしまうと、抜け出せなくなる。
立ち止まってもいい。
重要なのは、そこからまた歩き出すことだ。
泣いてもいい。
雨が降ったあとにだけ架かる虹がある。
眠れない夜を幾度と無く越えて、やがて今がすべてだと気がつく。
今、おれが関わっている人たちがすべてだと気がつく。
走り去って、時は、あとから僕らを責め立てる。
人生に疲れることもある。
魂の致命的な敵は、毎日の消耗である。
独りの時間が長いからか、最悪の事態を想定する。
私以外の家族が全員いなくなったときに、どうするか。
西国分寺のアパートの時代のように、独りで暮らすのであろうな。
いつまでも家族がいるとは考えていない。
すでに家族を二人亡くしているせいもあるのかもしれない。
いつか独りになる時が来る。
独りになったら、旅に出るだろう。
どこでもいい。
それぐらいがいい。
揺蕩(たゆた)う。
人生は揺蕩っており、瞬間の連続だ。
人生という長い道のりで、常に最善と思う選択をしていくが、必ずしもそれが正解とは限らない。
失敗もある。
そしてそれを学ぶ。
次は同じ事をしないように心改める。
それの繰り返しだ。
時々、立ち止まって、ふと考える時間も必要だ。
そしてそれができるのは、人間だけなんだ。
過去を振り返ることもある。
だけど、叫んでも、返ってくるのは静寂だけだ。
過去は振り返るぐらいがいい。
過去に浸ってしまうと、抜け出せなくなる。
立ち止まってもいい。
重要なのは、そこからまた歩き出すことだ。
泣いてもいい。
雨が降ったあとにだけ架かる虹がある。
眠れない夜を幾度と無く越えて、やがて今がすべてだと気がつく。
今、おれが関わっている人たちがすべてだと気がつく。
走り去って、時は、あとから僕らを責め立てる。