日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

後輩からの相談。

2015-01-29 00:48:18 | 日常
人生の岐路。

出勤早々、会社の後輩(28歳女性)から、

「あとで結構大事な話があるんですけど・・・」

と言われた。

「え なになに!?」

「私、結構長い付き合いの人がいるんですけど・・・」

「ほうほう」

「それで、私最近ずっと体調悪かったじゃないですか?」

!?

すぐに気づいた。

「えぇ!まじで!?」

11週目らしい。

決断はこの1週間でしなけらばならないらしい。

それが分かったのが昨日(1月27日)。

いろいろ考えたようだ。

妊娠の事実を同棲している彼氏に伝えたところ、

「どうしよっか」

と言われたらしい。

後輩はその一言に納得がいかなかったと話す。

仕事帰りに今回の妊娠の件を知っている同僚1人と私と後輩で、ソフトドリンク会で話をしてきた。

いろいろ悩んでいた後輩。

いろいろが、「何」なのか、ひとつひとつ聞いてきた。

彼氏の経済力。

彼氏の反応。

後輩のやりたいこと。

親にも話していないこと。

結婚は30歳くらいだと考えていたこと。

その他もろもろ。

彼氏を擁護するわけじゃないけど、彼氏の

「どうしよっか」

という反応も、あっても不思議じゃないと話しておいた。

彼氏だけの問題でもないし、ふたりで話合って方向を決めることだろうし。

彼氏もいきなり

「今後の人生を今すぐ決めなければならない」

と言われたら、即答できる神経を持っちゃいないだろうよ。



突然の妊娠。

そして11週目というタイミングでそれを知った。

ネットで調べたが、この11週目というところが、いろいろ考えるところなんだろう。

相当悩んでいたが、後輩の心の中ではもう答えは決めているらしい。

さっきLINEで、

「明日産婦人科に行って、結果を報告します」

と連絡がきた。



男の俺には妊娠というものが、身体にどういうもの変化が起こるのかがわからないが、後輩はとても不安だと思う。

ましてや、その決断を、今後の人生を、今すぐ決めろという事実。

安易に、産む、産まないという言葉はかけなかった。

ただ、客観的な事実として、子どもが生まれた場合は、こうなる。

生まれなかった場合は、こうなる。

ということも伝えた。

また、私の同級生の出産・育児の話や、最近ニュースでよく見る、育児ノイローゼや、虐待、赤ちゃんポストの話もした。

後輩はまさに人生の岐路に立っている。


「どちらを選択しても、背負うものがある。なればこそ自分が後悔しない選択をしろ。何が正解なんて誰にもわかりゃしない。」

そんな言葉をかけたと思う。


コメント
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