日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

餅は餅屋

2018-05-08 00:05:41 | 日常
餅は餅屋とはよく言ったもの。

昨年から頬が赤くて、なんだろなぁと思っていました。

膠原病の疑いもあり、かかりつけの内科で血液検査をするも大丈夫との診断。

しかし頬は赤い。

かかりつけの内科の先生は見ただけで、

「アレルギーだね。飲み薬と塗り薬出しておくよ」

と診察。

それで1ヶ月ぐらい経過を見るも、まったく頬の赤みと湿疹がひかない。

またかかりつけの内科に行くと、

「お薬変えてみようか」

と新しい塗り薬を出してもらったのです。

前回も今回もステロイド。

ステロイド外用薬をひと月使っていて変わりがないのに、またステロイド?

これは一度専門の皮膚科で診てもらおうと、連休の合間に行ってみたわけです。

内科の血液検査で膠原病の疑いが否定されたことと、お薬手帳を見てもらったところ、

「皮膚科としては、そんな簡単に診察されたくないなぁ」

とのこと。

60代と思われる女性の先生。

ほほう?そうなのか。

ルーペのようなもので、手の指先を一本一本診ていく。

異常はないようだ。

さらに、頬の皮膚をちょびっと取って、顕微鏡で見てもらった。

これでも異常はなさそう。

ということで、大病ではないとのこと。

どちらかというと、ニキビなどの吹き出物によるものだという。

そしてステロイドを使用していたことで、皮膚の細胞増生を抑えて皮膚が薄くなって、皮下血管が透過で浮き上がって見えるようになるという。

「これだったら、ステロイドなんて強い薬は必要ないよ」

ということで、処方された塗り薬は、非ステロイドのものでした。

抗生物質と抗炎剤の2種類。

頬の赤みはまだ残っているけど、肌荒れがだんだん治ってきている模様です。

やっぱり餅は餅屋だなぁと思ったわけです。

血液検査の結果だけではなく、指先の診察と頬の皮膚を顕微鏡検査。

さらに内科で処方されたお薬がステロイド薬だったこと。

専門の分野で、医師の見解が全然違うんだなと思いました。

餅は餅屋。