日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

夏の風物詩

2006-07-29 23:57:17 | 日常
疲れた。

会社が花火大会に協賛していて、花火大会の御飲物券をもらった。

どうせ行かないと思っていたんだけど、スターマインとかいう花火が打ち上がるときに、会社名が呼ばれるかもしれないという。

「会社名が呼ばれるか確認してみてよ~」

ということで、「仕事として」行ってきました。

先日書いたように、花火を見ると必死に保っている何かが壊れそうな気がするから、本当は見たくなかった。

ワイワイガヤガヤで人だらけ。

放送はされていたけど、会社名が呼ばれたかなんてわかりゃしない。

ちなみに来賓席が用意されていたらしいけど、人が多すぎて、そこまで辿り着けなかった。

遠めで見ていた。

花火。

眩しい光と、大きい音が、身体の内部へ、内部へ。

まぁ、それなりに美しい。

だけど、もう充分。充分だった。

帰りの駅が混むから、途中で駅へと向かう。

後ろでは、まだ大きい音が鳴っていた。

人の多さと、気温の暑さで、汗が吹き出す。

スーツも汗で湿ってしまった。

クリーニングだな。



いつ以来の花火だろうか。

あれはもう・・・9年前か。

大学1年。

凍えそうな、真冬の花火だった。

その時、となりにいた人は、今もどこかで元気に暮らしているだろうか。

ふとそんなことを思った。

花火。

大学時代を思い出してしまうな。

勉強に、恋に、バイトに一生懸命だった。

いや、講義はよくサボっていた。

恋をして、やがて儚く終わってしまった。

バイトは夏休みの住みこみのリゾートバイトだった。

私なりの青春だった。



夏の風物詩。

いろんなことを思い出せてくれる。

瞳に映ったものは、記憶と思い出につながる。

積み重ねてきた過去を。

つなぎ合わせてきた夜を。

つむいできた日々を。



・・・これぐらいにしとこう。


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