なんか、いつも、悲しみとは違うんだけど、虚しさというものなのか、それが押し寄せてくる。
劉備を始め、諸葛亮、関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠、その他諸々の将兵が死をかけて築いた国を、劉備の息子、劉禅がたった1日で捨てる。
第1巻から読んできて、漢王朝復興ならずして、蜀は魏に降伏。
特に印象的なのは、前線で戦っていた一兵卒の言葉。
「今まで 我らの父も兄も戦いで戦死しました この戦いはなんだったのでございます」
「こんな馬鹿なことがあっていいのか!」
「くそっ!」
「くそっ!」
と、兵士達は号泣しながら、剣を石に叩きつけて折った。

その無念に、とても感情移入をしてしまう。
最後にこうある。
ここに諸葛亮孔明の考えた 国を三つに分け 力の均衡をはかり
国を成り立たせるという 「天下三分の計」は もろくも崩れ去った
全知全能を使って国造りに励んだ英雄達の夢も消えた
あとに聞こえてくるのは 新しい王朝の足音であった
諸行無常とはまさにこのこと。
なんとも儚いものか。
いつか、成都へ行ってみたいものだ。
劉備を始め、諸葛亮、関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠、その他諸々の将兵が死をかけて築いた国を、劉備の息子、劉禅がたった1日で捨てる。
第1巻から読んできて、漢王朝復興ならずして、蜀は魏に降伏。
特に印象的なのは、前線で戦っていた一兵卒の言葉。
「今まで 我らの父も兄も戦いで戦死しました この戦いはなんだったのでございます」
「こんな馬鹿なことがあっていいのか!」
「くそっ!」
「くそっ!」
と、兵士達は号泣しながら、剣を石に叩きつけて折った。

その無念に、とても感情移入をしてしまう。
最後にこうある。
ここに諸葛亮孔明の考えた 国を三つに分け 力の均衡をはかり
国を成り立たせるという 「天下三分の計」は もろくも崩れ去った
全知全能を使って国造りに励んだ英雄達の夢も消えた
あとに聞こえてくるのは 新しい王朝の足音であった
諸行無常とはまさにこのこと。
なんとも儚いものか。
いつか、成都へ行ってみたいものだ。