伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

伊勢一色能翁 神楽(しんがく)

2014-03-18 06:36:51 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
一色神社の例祭で奉納される
翁は 「能にして能に非ずと」言われ
神楽 翁 三番叟からなる

神楽(しんがく)は 能を始めるにあたって
舞台を清める儀式で
鳥兜(とりかぶと)を付け 右手に枹(ばち)
左手に鈴を提げ 四方拝 四方堅めの神事です


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伊勢一色能「翁」

2014-03-18 06:35:58 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
能に携わる者にとって 翁は重要な曲で
師匠から後継者へ口伝えされる
翁の舞は 白色の翁面を着けて
祝言の謡と祝の舞を舞い
天下泰平を祈る


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伊勢一色能「翁」の三番叟

2014-03-18 06:34:35 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
三番叟の舞は 揉(もみ)の段と 鈴の段からなる
前半の揉みの段は 面を着けず 
足拍子を力強く踏み 軽快活発に舞う

後半の鈴ノ段は 黒面を付け 鈴を振りながら
荘重に舞い
五穀豊穣を寿ぎ 足拍子は 農業の地固め
鈴は 種まきの所作です


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伊勢一色能・松虫

2014-03-18 06:33:05 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
何処の者か知らないが 酒場に
酒を飲みに来る男がいた
主人と話していると 
昔このあたりの松虫の音に誘われ
1人の友を残し 草深く入って行ったまま
空しくなった者のことを語り 
その亡霊であると告げて去る

やがて その亡霊が現れ 友情や酒興を語り
舞を見せる


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伊勢一色能・狂言 鐘の音

2014-03-18 06:29:03 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
息子が成人したので 黄金作りの太刀を作るため
太郎冠者に鎌倉へ行かせ「かねのね」を
聞いてくるよう命じた
太郎冠者は 意味を取り違え 鐘楼の鐘の音を
聞き分けて帰ってきた
主人は 大怒りです

「かねのね=金の値」と「鐘の音」の
意味を間違ったのです

鐘を突く素振りで 一人芝居です


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伊勢一色能・志賀

2014-03-18 06:27:39 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
近江の国志賀山の花盛りを見に行くと
老若二人の樵(きこり)が現れ
背負っている薪に花の枝を
折り添え 木陰で休むさまが 優雅に見えるので
声をかけると老人の歌物語となる

老人は大伴黒主の化身とわかる
黒主の霊が志賀明神の姿となって現れ
春を喜び神楽を舞う


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