伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

御田(おみた)

2022-06-23 20:22:40 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

毎年 6月24日は伊勢新宮の別宮 磯部の伊雑宮では 御田植祭が執り行われる

戦時中でも 御田祭は欠かしたことがないと

云われているほどの 日本3大御田祭(香取神宮 住吉大社)の1っです

今年も残念ながら 関係者だけで執り行われます

早苗採り

勇壮かつ優雅な情景を繰り広げ多くの観光客を魅了します

この神事は平安時代末期か鎌倉時代初めと伝えられており 太古より脈々と受け継がれてきた伝統と歴史の積み重ねから生まれた、荘厳(そうごん)な時代絵巻です

起源は 磯部に伝承される「鶴の穂落し」の故事に関わりがあるとされ 言い伝えによれば 垂仁天皇の御代に倭姫命(やまとひめのみこと)が 神宮の御贄(みにえ)地を求めて志摩の国を巡られた時、

伊雑宮のあるこの地に 一基(ひともと)で千穂にもなる立派な稲をくわえた鶴に遭遇したこれが稲作起源伝説として「竹取神事」や「刺鳥差舞」など独特の形に展開された様子


竹取神事

2022-06-23 20:20:53 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

御料田に立てられた15mほどあり 団扇(サシバ)に描かれた宝珠は青ノ峰の金の珠(魂)であり 太平洋の荒波をこす漁師の

迫力ある姿が起源とされている 

裸の男衆は 忌竹を泥だらけになって

奪い合う


田圃をさらに練る

2022-06-23 20:19:48 | 写真と観光・伊勢志摩の風景

双方の男衆は 大きな太い忌竹を

右回り 左回りを繰り返すうちに

田圃に張られた水は 泥状になり

飛沫も 泥飛沫

 

忌竹が 出てゆくと  田圃は静かになり

鋤で平らに均される