Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

Summer 2021

2021-07-12 | 生活

あっという間に6月も終わり、もう7月。な〜んにもしてなくても時間だけは過ぎて行く…。

それにしても今年の春はヒューストンにしては珍しく雨が多くて涼しくて_。そのおかげか花の成長がスゴイ。こんなに成長するんだ!とびっくりするほど花盛り。2月の寒波で、すっかり寂しくなってしまった庭だったけれど、花壇に新しい土を入れて、新しい花たちを入れたら、スゴイ成長ぶり。一雨ごとにぐんぐん増えて伸びて_。

 
クレマティスも今年はもう2度目。ピンクの花も真紅の花も咲いてます。みかんの実もレモンの実もどんどん大きくなってきています。


芝生の横の花壇を賑わせているのは、あの寒波を乗り越えたつよ〜い多年草の花たち。芽を出したと思ったら、ぐんぐん伸びる伸びる!あれよあれよと言う間にどんどん咲き広がりました。毎年、何やらわからない白いワタのような虫にやられてすぐにクタっとなっていたけれど、今年はまだ大丈夫。気をつけて見ていよう。

こんなに咲いてくれるなら、とちょっと気を良くしてもう一つハーブの花壇を作りました。パセリ、ベイジル、ディル、シソ… その他適当に色々な種も巻いてみました。どのくらい芽が出てくるものやら…。


ハーブ類と花を混ぜて、賑やかになりますように_。

 
先日ナーサリーに行った時にひと目で気に入って、なんだかわからないけれど買ってきてしまった花。名前はAbutilon。初めて見た花、初めて聞く名前です。多年草のようで、薄い花びらのまあるい花を次々に咲かせてくれてます。

 

 


春が来た! Spring 2021

2021-03-28 | 生活

ヒューストンに春がやってきました!この冬は、本当に大変な冬で、春がこんなに待ちどうしいと思ったのも久しぶり。2月に何十年来だったか、100年来だったかのものすご〜い寒波がやってきて、テキサス全体がハリケーンの時のような、いやそれ以上のパニックになりました。とにかく凍りついたりすることもなく、雪が降っても一晩で溶けるような気候の土地柄です。家の配管なども北国に比べると、ものすご〜くヤワで簡単にできていて、温度変化からパイプを守ろうという感覚は無いようです。だから夏になると、お湯を出しているわけじゃないのに、水の蛇口から熱湯が出てきてびっくりします。なので、お蕎麦や素麺なんかを茹でても冷やせません。そんなところにマイナス10度なんていう寒波がやってきたのです。なぜか真っ先に電気が止まりました。知りませんでしたが、この辺りは電気を作っているのはガスで、でもガスを供給する配管が凍りついてガスの供給ができなくなり、電気が止まっちゃったのだそうです。我が家は前回の大洪水になったハリケーンの時でも停電にはならなかったのですが、今回はしっかり2日間と半日止まりました。でもラッキーなことに我が家は家全体をカバーできる自家発電装置があり、それが停電と同時に動き出してくれました。かなり古くて大騒音(ご近所さん、すみません)で、いつまで動いてくれるものだろうととても不安でしたが、何とか停電の間中頑張ってくれました。


雪はしばらくこのまま積もっていました。噴水は水を抜いていたので、今回は凍っていません。

停電が回復し、ホッとしたところで、気温がちょっと緩み始め、それまで凍っていたところが溶け出したせいで、凍結で破裂した配管から水がどどーッと吹き出し、今度は家全体の水を止めなくてはいけないという事態になりました。すぐに配管工に電話しましたが、どこにかけても話し中。留守番電話もパンクしていて、メッセージさえ残せないのです。どこの家でも同じ事が起きていて、配管工が手配できないのです。結局一週間ほど水なしの生活を送りました。これだけの被害はヒューストンに来て以来初めてのことでした。破裂した配管が外だったので、家の中に被害がなかったのがせめてもの幸いでした。でもあとでよ〜く調べたら、庭の水栓がかなりダメージを受けていて、タイマーやホースの先のスプレーなどがこわれていました。今後は寒波の時はそういうものは全部外して家の中に取り込むことにしよう。それにしても、破裂した配管の修理って、見ていたらものすごく簡単でした。部品さえあれば、私にだってできる!次回のため(何十年後かも…)に部品買っておこうかな…。

 
去年の暮れに植えてあったチューリップの球根から芽が出てきていたところにあの寒波。シーツなんかを被せてはみたものの、きっと凍ってダメになっちゃっただろうと思っていたら、寒波が過ぎた途端、どんどん芽を伸ばし、一週間後にはこんなに花盛り。他の花壇は薔薇以外はほぼ全滅で、良い機会だったので、綺麗に掘り返して植え変えました。


ブルーベリーや柑橘類のマイヤーレモン、さつまオレンジは、鉢植えだったのでガレージに避難させていました。外に戻した途端にグングンと芽を出して、ものすごい数の花がつきました。今年も豊作かな。楽しみ!オリーブの木は鉢が大き過ぎて移動できなくて外に置いたままだったけれど、葉をたくさん落とした後、何とか元気に芽を出し始めてる!大丈夫。


Last tulip from my yard

春はやっぱり気持ちがいい!緑がどんどん伸びて花が咲いて_。こんなコロナ禍だけど、ちょっとだけ心が弾む。

 


Japanese Restaurant in Houston "Kata・Robata"

2021-02-15 | 生活


Kata・Robataの手巻き寿司セット(ウニ付きスペシャル)

去年の3月以来、全く外食をしていない我が家ですが、今までよく行っていたレストランから時々テイクアウトをしています。その中で、なんといっても一番すごいのが、Kata・Robataという日本のレストランからのお料理。今週末はバレンタインデーということもあって、北海道のウニが入ると聞き、早速、ウニ付き手巻き寿司セットをオーダーしてみました。このレストランのシェフは昔から知っている堀内さんという日本人のシェフで、テキサス界隈の料理のコンテストで数々の賞を獲得している凄腕シェフなのです。ヒューストンに数ある日本レストランの中でも日本人のいる日本レストランは数少なく、私としては、やはり新鮮な魚介類を見る目は日本人シェフだと思っているので、日本人シェフのいるレストランに行くようにしています。その中でもやはり堀内さんは特別で、今や、「シェフ・ホリさん」として有名なのです。

 
寿司ご飯(たっぷり)、本ワサビ(おろしたてのワサビ)、ガリ、シソの葉、ゴマ、海苔、そして<煮切り醤油>までついてきました。ほんっとにいつも至れりつくせりです。夫のお誕生日とバレンタインデーをかねて、獺祭で乾杯。

 
そしてこちらは、以前何度かお願いしたシェフのお任せコースのテイクアウト(上のふた折がひとり分で、それにお肉かホタテのソテー付き)。これもゴージャスでめちゃくちゃおいしかった…。

あ〜、それでもやっぱりお店に行って食べたい!




今日はバレンタインデー。アメリカでは、日本と違って男性が女性に花や贈り物をします。日本ではいつもたくさんの義理チョコをもらって、ニコニコして帰って来た夫ですが、アメリカに来てからは、いつもどこかで花を買って来てくれます。今日はゴージャスな真っ赤な薔薇。

 


2021 Happy New Year!!

2021-01-01 | 生活


2021年、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨日の夕方から急に寒くなってきて、元旦の今朝はけっこう寒い。夫が早速朝から暖炉に火を入れている。でも空は気持ちよく晴れていて、空気が新春ってカンジです。

今年は日本からお節を送ってもらうことができず、こちらの日本食スーパーから集めて来たお正月料理。夫とたった二人の新年だけど、煮物を作って、黒豆も煮て、ちょっと寂しげだけど、なんとか格好をつけました。ただ、昨日こんな推し迫ったギリギリにチェックアップを予約したばかりに、そのついでにと肺炎の予防注射(コロナではないのです)を受けてしまい、昨晩から腕は上がらないし、あちこち関節痛、頭まで痛くなってきて、夜中には気持ちはほぼ病気。元旦の今朝も体全部がだるくて_、最悪な気分で料理を並べたのでした。でも何とか八海山で乾杯して、の〜んびり食事をして、まった〜りした時間を過ごしていたら、かなりよくなりました。


そして、おやつには、お抹茶をたてて、みたらし団子。たまにはこんなのも良いなぁ〜。

去年の元旦は娘家族と一緒に過ごしたのよねぇ。2月にはウィーンを経由してベルリンに行ってベルリンフィルのマーラーを聴いたんだっけ…。そしてそれが去年の最後の旅行になっちゃった。楽しみにしていたロンドン、パリ、ミラノ、レストランまで予約してあったのに、予定は全てキャンセルで_、あっという間に世界中がひっくり返っちゃった…。こんなこともあるんだなぁ。色々な事が思ってもいなかった方向に変わったことで、目標を失った人、仕事を失った人、人生を振り回されている人がどれほどいる事だろう。コロナで亡くなっている人がこんなにいるというのに、その上自殺者も増えているという…。今年はどんな年になるのかなぁ。今ワクチンが少しずつ普及しはじめて、明るい兆しと思いたい。頑張っている人の頑張りが無駄にならない世の中になって欲しい。今までフツーと思っていたことが、そうじゃなくなってしまった今、フツーの事のありがたさを思い知る。戦火の中にいるわけではないけれど、それでも1日も早い平和な日常が戻りますように_。こう心から祈らずにはいられない…。


クリスマスの豪邸街

2020-12-14 | 生活

先日、ワンたちとの散歩で見つけた豪邸街をご案内しましたが、今回はこのクリスマス時期、みなさん、どんな風にあれらの豪邸を飾っているのだろう、と興味深々で夜のドライブに出かけてみました。




流れるような長〜いライトが何本も木から垂れていて、とても美しかったです。




ここは春、夏でもフェンスにピンクの薔薇が蔦い、いつも花が色とりどりでとても美しいお屋敷です。




美しい屋根全体にライトをつけて、まるで御伽噺の世界のよう…。




一番上の写真と同じお屋敷です。遠くからでも燦然と輝いてとても目立っていました。ここはワンたちと散歩に行くと、いつも3匹の白い犬が出てきて、柵越しにワンワンと大歓迎してくれるお宅です。




ここは特別クリスマスの飾りは何もしていませんでしたが、それでも照明がとても美しくて、思わず撮ってしまいました。夜の住宅街はまた違った景色を見せてくれますね。

ヒューストンには、リバーオークスという超がつく豪邸街があり、そこのクリスマスのイルミネーションはハンパじゃなくすごいらしいのです。毎年それを見に訪れる車でその辺りの道路は大渋滞が起こると言われています。いまだに見に行ったことはありませんが、昼間通っただけでも見応えのある、とにかくケタの違う豪邸街ですから、きっともうあの辺りは街全体が燦然と輝いている事でしょう。一度見に行ってみたいモノです。

 


Harvest

2020-11-28 | 生活

11月も末、アメリカでは家族がみんなで集まって祝う感謝祭があります。我が家でも、いつもは娘達家族や友人達が集まってターキーを食べ、楽しく過ごすのですが、今年は全て中止。寂しい感謝祭になりました。でもこんな中でも我が家の柑橘類はとても豊作です。まずはサツマオレンジ。小さな木ですが、こんなにできました。でも今年のはなぜか中がドライで全然美味しくありませんでした。


サツマオレンジ

とても良くできたのがマイヤーズレモン。これはレモンとオレンジを掛け合わせたものらしく、酸味がソフトです。


皮の艶も良くてとてもジューシー。これから毎日ジュースにして飲みます。


それから金柑。これは毎年とても良くできます。毎年これらはジャムになります。


種子を取るのに苦労しましたが、とても美味しくできました。

 

そして、前回話題にしたLetuce GrowのFarm Stand。こんなになりました!!


もう白いスタンドが見えないほど野菜達が成長しています。


美味しいサラダができました。

隔離生活の中でもちょっとした楽しみは見つかるものですね。

 


散歩で見つけた豪邸街

2020-05-28 | 生活

この2ヶ月あまり、Covid−19のせいで殆ど外に行く事もなく、ただただ家にいる生活の中で、唯一の気分転換はワンたちとのお散歩。いつもなら我が家の周辺の決まったコースを30分弱で回って帰ってくるのですが、最近、特に週末は夫も参加して1時間近く、運動も兼ねて今まで行ったことのない道を散策。そこで発見した事!我が家から5分くらいの2、3ブロック行った辺りに豪邸街があるではありませんか!!

 
この辺りの住宅街は街路樹が道を覆って緑の多い気持ちの良い道が続いています。


前庭に植物で形作られた象の親子。この辺りの前庭はめちゃくちゃ広い。土地の三分の一は前庭という贅沢な使い方で、ロータリーを作っている家も多い。


まるでホテルのような白亜の家。多分、住居専有面積、少なくとも600平方メートル以上はあるんだろうなぁ、と思われますが、一体何人で住んでいるんだろう。結構2、3人だったりするのよねぇ。


窓の多いちょっとこの辺では珍しいモダンな作りです。庭の手入れも美しくされていて、芝生がゴルフ場のよう…。


ここも白亜の豪邸。前庭にフランス式庭園のような刈り込みがあります。そしてこの写真の左奥のガレージの隣には照明付きのテニスコートがあるのです。夫がとても羨ましそうでした。特にこんなスポーツジムやテニスコートに行けないような時、そりゃぁ快適でしょうねぇ、自分の家でテニスが出来たら…。


この豪邸には3匹の白い大型犬(多分、親子か兄弟)がいて、家のまえを通ると必ず出てきて、柵のところでものすごい勢いで吠えて我が家のワンたちにご挨拶をしてくれます。

この辺りにはまだまだ豪邸が続いていますが、流石に一軒一軒の写真を撮って歩くのは憚られて、今日はこの辺にしておきます。

 

 


Spring 2020

2020-04-09 | 生活

ヒューストンはすっかり暖かくなって我が家の庭はもう春爛漫。こんなCOVID-19が蔓延して世界中がひっくり返ってしまったような時でも、春はちゃ〜んとやってきて、花を咲かせます。しばらく花を飾るような気分でもなかったけれど、庭を見るとなんてカラフル!心がスーッと軽くなる。そんな庭の色をちょっと摘んで、ささやかだけど家の中にも飾ってみました。

テキサスの州の花、ブルーボンネットも咲きました。


この冬は凍りつくように寒い日がなかったせいか、一年草が枯れずに生き続けてくれて、また花をつけてくれました。ヒューストンではよくある事なのですが_。おかげで今年はあまりたくさん花を入れなくても我が家の庭は花盛り。

 
ブルーベリー(左)もレモン(右)もたくさん花をつけています。

早くこんな春を思いっきり楽しめるようになりますように_。


2020 Happy New Year!

2020-01-01 | 生活

2020年
 新年、明けましておめでとうございます。


今年のおせち料理です。

はい、またしても日本から送られてきた、出来合いおせちですが、今回は娘夫婦+babyが元旦を一緒に過ごすので、お刺身と野菜の煮物・自分流を追加。 元旦の日にこうしてお料理をお重に並べるのも楽しみの一つです。いろいろに調理されたおせちは見るのも食べるのも楽しいもの。最近、日本ではおせちの人気がだんだん無くなってきているって聞くけれど、お正月はやっぱりこういうお料理を並べて、のんびりとおいしいお酒をいただきながら家族みんなで過ごしたいものです。


娘一家はおせちを食べて、夕方沢山の荷物と一緒にボストンに戻って行きました。一月ちょっと、孫と楽しませていただきました。ありがとう。


年末に買ったアマリリス。例年赤のアマリリスを買うのですが、今年は白の球根2個と赤の球根を2個買って一つの鉢に植えました。なぜか白の球根だけがどんどん育って、ちょうどクリスマスの日に開花。八重のうえに花が沢山ついて、とってもゴージャス。赤の球根の方はまだまだ小さいままです。ゆっくりと長〜いこと楽しめそう。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


今年最後のビックリ!

2019-12-31 | 生活

年の瀬の今日届いた雑誌です。この11月に帰国した時、友人と銀座で待ち合わせをしていて、三越前を通った時、突然声をかけられてインタビューされました。写真を何枚か撮られ、あの銀座の真ん中でかなり恥ずかしいものがありましたが、何だか訳がわからないままに取材を受け、名刺をいただいて急いで友人との待ち合わせ場所へ_。何の雑誌だかよく聞きもせず、12月28日に発売です、だけ覚えていて、友人に話したところ、彼女はちゃ〜んと覚えていてくれて、28日にその雑誌を早速見つけてくれてテキストメッセージを送ってくれました。そして今日、その雑誌が我が家に届いた訳です。


いやはやビックリ。こ〜んなに大きな写真で載るなんて!1ページを使っているではありませんか!このトシでこういう雑誌に載るなんて、ホントに驚きです。もうちょっと気合を入れてお洒落をするんだったと若干後悔したのは事実です。ま、でも日本に行く時は、いつもよりはお洒落に対して緊張して向かい合うのです。だって日本のヒトってみんな綺麗な格好をしているではありませんか。そして、この雑誌の内容を見て、さらに考えさせられました。いやぁ、中高年対象の雑誌だけれど、皆さん、若い!お洒落です。こんな中に仲間入りさせて頂けたなんて、ホント、光栄なことで、一生の宝です。今年最後の日に、励みになるとっても嬉しい出来事でした。

 

そして今日は娘と娘の夫くんが映画を見に行くというので、私は孫の美菜ちゃんとお留守番。二人でベルリンフィルのニューイヤーズ・イブコンサートのライブを見てました。


彼女はどんな大人になるのかなぁ。