Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

雪デス!!!

2009-12-04 | 生活

今、外では雪が降っています。ヒューストンで12月のはじめに雪がふるのは記録的なことなんだとか さっきワンの散歩で外に出たら、あちこちに若干汚めのいろんな形の雪だるまクンが立ってました。雪がかなり湿っぽいものだから、もうすでに溶けかかってて、なんだかかわいい。我が家のワンたちも着慣れないレインコートを着て、雪の中を歩きましたが、かわいそうに途中でかなりカタカタと震えてました。それでも外が良いらしく、うれしそうに、楽しそうに歩いていましたが 私はとにかく寒かった!!


こんな寒いのはぜったいいやなのです。こんな寒さがずーっと続かないヒューストンはやっぱり好き!

感謝祭が終わって、あっという間に12月になってしまいましたが、陶芸のクラスも今週が最後でした。今回のクラスはインストラクターが途中で変わるなど、ゴタゴタしたせいか、なかなか高温焼成の窯入れがなくて、感謝祭の週末にようやく窯入れがありました。そして最後のクラスに窯から出てきた作品たちがコレ。

ティーポット3個と皿2枚とご飯の茶碗。このセメスター中にご飯の茶碗を作って欲しいという注文があったので、自分としては思いっきりたくさん作ったつもりで、22個。同じ形を作るって、予想以上にむずかしい。よい勉強になりました。皿は私の好きなマットな黒の釉薬。最近この黒か志野の釉薬しか使わなくなってしまったカンジ。安定してるから信頼できるのよね。あ~このところちょっとやる気が出てきたかな。こんなふうに年末になって、生活が忙しくなってくると、なぜか無性に陶芸がやりたくなるのは、どういうことなんだろ、まったく。ま、来年もまたがんばります。
Houston(寒い~)


交通事故

2009-10-04 | 生活

交通事故を目撃しました ハイウェイに入る直前の信号での事故です。ほぼ毎日のように使っている道なのですが、左折(日本の場合は右折になりますね)して、対向車線を越えてハイウェイに入ろうと信号待ちをしていました。我が家の車の前に2台の車が同じように待っていたのですが、信号が変わって青になったとたん、私は「??なんか変!」「青信号になったときにいつも一緒に出てくるはずの矢印が出てきてない!!」「これって、対向車も青ってこと?」と瞬時に頭の中で思ったのでした。運転席に座っていた夫も同じことを思ったらしく、我が家の車は動かず、我が家のすぐ前の車も動きませんでした。でも先頭の車はなんの躊躇もなくスルッと飛び出し、むこうから走ってきて、そのまま信号で止まらずに来た対向車とぶつかりました。助手席側をヒットされた車は、それほどスピードが出ていなかったにもかかわらず、飛んで90度向きを変えて、ハイウェイの橋げたのすぐ横で止まり、対向車もそのすぐ後ろで止まりました。両方とも女性ドライバーで一台には子供が乗っていましたが、ラッキーなことにだれも怪我はしなかったようです。ほんとうに驚きました。でもこれって、両者、とても気の毒な事故だと思います。もちろん、信号をよく見ていなかった、私たちの前にいた車のドライバーが悪いことになるのだと思うのですが、問題はこの信号。いつもは青に変わったときに、必ず矢印信号が出るのです。それがなぜかこのときに限って、出なかった!!!彼女はたぶん、いつもあそこを通っていて、青に変わったからいつもと同じようにすぐに飛び出したのだと思います。「それってないよなぁ」と思うのですが、時間によって、曜日によって信号の動きも変わるようです。やはり、毎回信号はきちんと見てから動きましょう。私が先頭にいたら、と思うと、ちょっとゾッとしました。ハイ、みなさんもくれぐれも気をつけて運転してください。
ジトジトの雨、梅雨だぁ~(Houston)


Raphie

2009-09-28 | 生活

我が家にRaphieやってきて、10日がたちました。Raphieは娘の犬です。娘が仕事で昨年5月に日本に派遣された際、東京での一人暮らしは寂しいからと、ブリーダーにまで行ってアダプトしたジャック・ラッセル・テリアで、1歳1ヶ月になる女の子です。この11月に娘がアメリカにもどって来るというので、一足早くRaphieだけが先に帰ってきました。娘が連れて帰ってきたのですが、もちろん飛行機内は別々。13時間の空の旅の間、小さなケージの中でRaphieは緊張のあまりか、入れてあった食事を食べることもなく、トイレにいくこともなく、大好物のおやつを一個食べただけでヒューストンに到着しました。我が家にいる5歳のミニチュア・フォックステリアのJagerとうまくやっていけるかとても心配だったのですが、最初はお互いに不思議そうにつかず、離れず そのうちにRaphieJagerのあとを追うように遊びだし、今では仲良くタグをして遊んでいます。でもどちらかというと大胆でお転婆なRaphieのほうが、お兄さんでも気の小さいJagerよりも、勇敢です。


水も怖がりません。生まれて初めての水泳にもかかわらず、Raphieはテニスボールをおいかけて、どんどんスイスイ泳ぎます。Jagerは水は大嫌い。テニスボールはとっても欲しいのに、追いかけられずにプールサイドでウロウロ、オロオロ。今朝もひとしきりボールをおいかけて泳いだRaphieと、庭に転がるボールと遊んだJagerは今、二人仲良くお昼寝中。なかなかいいコンビです。


(Houston)

 


Birthday Party

2009-09-27 | 生活

今日は我が家の近くに住む友人、イヴァとスタンレー夫妻の家のパーティーに招待されました。二人の誕生日のお祝いパーティだったのですが、彼らの家が一軒まるごとどこかのホテルのレセプションルームのように変身していました(まぁ、彼らの家そのものが、パーティーのために作られたような家なのですが)。

ボールルーム(巨大な玄関ホール)にはバンドが入り、ワインが赤白それぞれ2ダースくらい、その他のいろいろな飲み物も1ダース以上、そしてそのグラスがズラ~リ、ジャジャーンとホール横のテーブルに用意されていました。

キッチンのほうでは、どこかのレストランからケータリングしたのかと思うほどの料理(でも全てイヴァとスタンレーが二人で3日間かけて作ったそうな..)が並び、いったい何人くらいの人が集まったのやらたぶん50人以上はいたかしら。イヴァたちがポーランド人なので、そこに来ていた人はほとんどがポーランド人だったらしく、よく飲み、よく食べ、よくしゃべり、ダンスも老若男女、みんな驚くほど上手でした。(なぜ??)

 

いくつもあるめずらし~ぃケーキの一つに花火のようなキャンドルをつけて_。誕生日のお祝いの歌も、よくある「ハッピバ~スデ~・トゥ~ユ~...」というのではなく、ホーランド独特の誕生日の歌をみんなで大合唱。なんだかさっぱりわからない意味不明の歌でしたが、ほとんどの人が知っていて、やたらと楽しそうに歌ってました。

なんとも明るい華やかなパーティーで、主催したイヴァ本人たちも踊って飲んで、参加者み~んなが楽しめる、ほんとにステキないいパーティーでした。ポーランド語の会話がとびかう中、私たちも食べて飲んで踊って、しっかり楽しませていただきました。いやぁ~、なんだかやっぱりヨーロッパ人って違うなぁ。
それにしても、このパーティの後片付けは大変だろうなぁ...
(Houston)


Tea Ceremony

2009-09-15 | 生活

煎茶道というのをご存知でしょうか。私は恥ずかしながら、つい最近まで全く知りませんでした。茶道といえば、お抹茶だけと思っていたわけですが、今回、去年までヒューストンにいて帰国したばかりの友人が架け橋となって、煎茶道東阿部流の家元はじめとする先生たちの一行が、煎茶道を広めるためにヒューストンを訪問されることになり、はじめてその存在を知りました。総領事館公邸をはじめ、ライス大学などで御点前を披露されることになったわけですが、その忙しい日程の中、わざわざ我が家にも来て頂だき、友人たちにも集まっていただいて、二百年以上も続いているという日本の伝統美をしっかり堪能させていただきました。

我が家のファミリールームのソファを動かして友人からお借りした畳二畳を真ん中に敷きました。正客(5人)の位置や、御点前のときの座る方向など、いろいろと決まりがあるようで、先生方は我が家にいらしてから、かなりあれこれと畳の位置を変えて準備をされていました。手前右側のソファに座って背中を見せているのが正客になります。

これは盛り物というのだそうですが、花だけでなく、その季節折々の身近な野菜なども一緒に飾るのだそうで、なんだかとってもかわいらしい。

ここでいれたお茶が正客にふるまわれます。

残りの客にはかげだしと言って、別のところでたてたお茶がふるまわれるわけですが、この最初のお茶のおいしかったこと!!!あんなにまろやかな甘味のあるお茶をいただいたのは、生まれて初めてでした。

お茶は2度ふるまわれるのですが、その間に御乾菓子をいただき、それから2番茶をいただきましたが、これがまた味がぜんぜん違う。でも、この2番茶くらいの味なら、なんとか私でもいれられるかな。

とにかく、着物姿でビシッと背筋の伸びた先生たちは、きびきびと無駄のない動きで、その動線も美しく、私もあんなふうに動けるのなら、着物を着てみたい 「あぁ~、日本っていいわよねぇ~」とみんなでため息。こうして考えると、日本にはほんとうにすばらしい伝統美がたくさんあります。日本にいるときは、当たり前だったようなことも、異国の地で振り返ってみると、「あぁ、よかったなぁ」って思うこともたくさんです。

この煎茶道はお抹茶の茶道と違い、昔から文人たちが自分たちの身近なものを回りに飾って、楽しく会話をしながらたしなんだお茶ということで、我々も質問をしたり、説明を聞いたりしながら、和やかな時間を過ごさせていただきました。昔の人はテレビもコンピュータもなかったけれど、きっと今よりもずっとおしゃれで、ゆったりとした時間を楽しんでいたのだろうなぁ、と、あのまろやかなお茶の味を思い出しながら、遠い昔を想像してみました。
(Houston)


Happy New Year!

2008-01-07 | 生活

ちょっと遅くなりましたが、
新年明けましておめでとうございます。
2008年の我が家の新年は、ヒューストンの西、車で3時間ほどの田舎街New BraunfelsGrueneという街で迎えました。暮れの29日から、去年の夏にテキサス州を縦断したときに泊まったB & Bに三泊して、前回あまりゆっくりと見られなかった、Grueneという時間が止まってしまったような、昔を大切にしている小さな街を散歩したり、アウトレット・モールで思いっきり時間をかけて買い物しました。インターネットもなく、テレビもチャンネルが少なくて、陸の孤島にいるような4日間でしたが、たまにはこんなのもいいものです。裏には豚が3頭いて、朝起きると馬がやってきてリンゴをねだります。遠くを見れば、野性の鹿が群れている。ほんっとにのどかなのです。ふだんはとても臆病な我が家の愛犬ジャガーもそんな自然の中で、とても自由に楽しそうにかけまわっていました。

さて、そろそろ現実にもどって、今年のNew Year’s resolution まずは体力づくり。まめに運動!食べたら運動!陶芸やるにも体力いるもんね。
では、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(Houston)新年はピッカピカの快晴でした!


マツタケ

2007-12-24 | 生活


これ、マツタケですよ、マツタケの量り売りです。我が家から車で30分ほどのところに最近新しくできたWhole Foodsというオーガニックのものを専門に扱っているスーパーマーケットで見つけました。なんだか人相が今ひとつマツタケらしくなくて、つまんで鼻を近づけてみると、確かにマツタケの香り。1ポンドあたり$41.99という表示がでていて、やっぱり高いなぁ、と思いつつもモノは試しと、大きそうなのを2本選んでレジに持って行ったら、なんと$7!! マツタケ2本で7ドルですと?やっぱり偽者かなぁ、と思いつつ持ち帰り、家で袋をあけるとプーンと確かにマツタケの香り。さっそくマツタケごはんに挑戦。日本のマツタケがどんなものだったか、もうほとんど記憶にないので、我が家ではこのあやしげなマツタケでもじゅうぶん堪能できました。いやぁ、なかなかおいしかったわよ。
話は変わりますが、最近我が家の近辺に変化がおき始めています。新興住宅街のため、住宅がどんどん増え、そのせいで店も増えはじめ、大型スーパーマーケットがあちこちにオープンしています。この
Whole Foodsもその一つなのですが、ありがたいことに質、品数の豊富さもさることながら、インターナショナルなバラエティーに富んでいて、日本の製品もかなり入っています。インスタントの味噌汁だの、ラーメン、うどん、そばなどはもちろん、調味料などもけっこうそろっています。サンドイッチなどのコーナーには寿司なんかもあるし、いやぁアメリカも変わってきたものです。18年前、私が始めてボストンに行ったときなんて、食べ物のバラエティがあまりにも貧困なのにカルチャーショックを受けたものでした。アメリカの食生活はあの頃に比べたら、ほんとに豊かになったと思います。あの頃、寿司を知ってる人なんかほとんどいなかったものねぇ。今では寿司を知らない人はいないし、枝豆は「エダメ~メ」と英語化しているし。おまけにヒューストンには冷凍ですが、日本の魚屋さんができたおかげで我が家の食生活も和食がぐ~んと増えて健康的。そんなわけで、最近食べ物に関してはあまり日本が恋しくなくなってきたかな あぁ、でもおもちはさすがに売ってないなぁ。日本のスーパーに行かなくちゃね。もうすぐお正月 
皆さま、どうぞよいお年をおむかえくださいませ。来年もまたよろしくお願いいたします。
(Houston)ようやく寒くなって暮れの雰囲気が出てきた...


Thanksgiving

2007-11-25 | 生活


今年のThanksgivingもあっという間に終わりました。Thanksgiving=感謝祭。この時期全米で行われるお祭り。歴史的なことはともかく、家族、友人が集まってワイワイと七面鳥を食べて楽しく過ごすというのが恒例なのですが、このためにアメリカ中の人間が一度に帰省したりするので、これはもう日本のお盆のようなものです。飛行機だってその時期は簡単に取れなくて、値段もものすごく上がるし、空港、道路も大混雑。でも今年はあまりにひどかった去年に学んだのか、思ったよりも大混乱はなかったよう。それにしてもどこの国にもこういう家族が集まる日っていうのがあるのねぇ。我が家も娘たちが帰ってきて、恒例の感謝祭パーティーをやりました。今年の七面鳥は今までの中で最大の20ポンド、約9kg。焼け具合を見たりするのにオーブンから出したり入れたりするのがさすがにかなり重かった そのせいか、ただいま筋肉痛。七面鳥だけじゃなく、入れ物も入るから、10kgのダンベルを上げたりおろしたりしたようなものよね。温度計が途中でおかしくなって、ちょっとハラッとしたけれど、今年もまぁまぁの出来。でも私としては、あれは年に一度でじゅうぶん。それほどおいしいとは思わないワねぇ。それよりもこうしていつもの仲間がみんなで集まって楽しく時間を過ごすっていうのがイイ。しばらく会ってないと友人の子供たちは、なんだか急に背がのびちゃってたりしてびっくりだし。飲んだり、食べたり、おしゃべりしたり、みんなで好きに楽しく過ごす、そんな集いができる感謝祭って、やっぱりいい習慣かも。
(Houston)冬到来....


Thunder-storm

2007-07-23 | 生活
このところ、というかこの夏、ヒューストンはほとんど毎日雷雨がある。まったくもってヒューストンの夏らしくない毎日。でもこれは雷雨というよりはThunder-stormって言うほうがピッタンコ。単なる雨降りじゃなくまさに嵐。このあいだも書いたけれど、ほんとにどこからこんな水がわいてくるのかと思うほどの大量の水がドバーッと局地的に降ってくる。それもものすごい元気な雷付き。突然それまでサンサンと輝いていた太陽がかげったと思ったら、空があっという間に真っ暗になり、ドドーッと雨が降ってくる。そんな時に1分でも外にいたら、まるで水の中に飛び込んだように全身ずぶぬれまちがいナシ。そして縦横斜めに稲光が走り、大地をゆるがすような落雷の連続。でもそれも1時間も続かない。すぐにまたカラッともとの天気にもどるから不思議。劇的というかなんというか....
つい2,3日前にもこのThunder-stormが早朝にあって、雷の音とともに起床したのだった。で、今もまたその真っ最中。停電にならないといいけど.... ハ~、今週の週間天気予報でも、毎日雷マークが付いてたなぁ。雷がうちに落ちませんように_。
(Hosuton)