最近はまっているのがこのSalt Vapor Firingという低温焼成。フツーのガス窯と違い、比較的簡単に短時間で焼けるし、まぁ窯が小さいので自分でコントロールできるところがなかなか楽しい。おまけに釉薬を全く使わないで、ほとんど神頼み。それなりに窯の中にどういうふうに作品を並べようか、とか塩をどうやってまぶそうかとか、一応頭は使うんだけれど、その日の風の向きだの、気圧だのに左右されることも多くて、なかなか思うようにはいきません。でもそこんところがまた楽しくて、真っ赤に燃えている窯の中に2時間ほどせっせと薪を入れ続けるわけです。パチパチと燃える火は美しくて、その美しさがどうぞ作品にのり映りますように、って祈りながら薪を入れる....穴窯に比べれば、かわいいものだけれど、それでも不思議な色に染め上がった作品たちを窯から出すときのワクワクドキドキがたまらないのです。(Houston)暑い....