先日、例によって夫の学会でポルトガルに行ってきました。
ポルトガルと言えば、日本と最も古くからお付き合いのある国のひとつなわけで、日本が取り入れた洋物のルーツの国。おまけに「スペインよりも食べ物がおいしい」なんていうことを何人かの人に言われたので、いったいどんな国なのだろう、どんなにおいしいものがあるのだろう、と私の期待は膨らむだけ膨らんだのでした。
まずは夫の学会のあったリスボン。泊まったホテル、ペスタナパレスはすばらしかったです。郊外にあり、広大な庭のあるお城のようなホテルでした。ただ、毎朝でる朝食のビュッフェはいまいち。果物がなぜかおいしくなかった...スペインのオレンジはあんなにおいしかったのに... それでもここのプールサイドで、サングリアを飲みながら寝転んでいた時間は「至福の時」でした。気候も最高で、ほんとに気持ちがよかったです。
宿泊したペスタナパレス・ホテルです。
到着した日、ホテルのプールサイドでくつろいだあと、リスボンのセンター、バイシャ地区の方へ食事に出かけました。
そして地元のおいしいモノを食べようと、できるだけ観光客があまり行かないようなレストランを探して_。
こんなレストランを見つけました。ブロークンな英語で「5分待ってね」で、待たされること30分。ようやくテーブルに案内されてメニューを見ると、
こ~んなかんじ。ぜ~んぶポルトガル語。英語のメニューもなし。観光客の行かないレストランを探したワケだから、当然といえば当然なんだけれど、何をたのんでよいやら皆目検討もつきません。ヨソのテーブルを見て、レストランで唯一英語ができるウエイターさんに、「あれは何?」と聞いたり、Iphone のGoogle translateを使って調べたりで、かなりの時間をついやしてようやく注文。
うさぎとあさりのナンチャラ、とか、けっこう不思議な取り合わせのお料理たちでしたが、まぁまぁの味でした。