Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

オランダへ (Den Haag, Amsterdam) 1

2014-07-31 | 旅行

 ちょっとアップロードするのが遅くなりましたが、この5月にオランダのデン・ハーグとアムステルダムに行ってきました。例によって夫の学会です。ハーグはオランダの首都で、ここには国際司法裁判所などの国際機関があります。(上の写真はその国際司法裁判所がおかれている「平和宮」です。と言ってもホンモノではなくて、実物の1/8で作られた模型の街にある「平和宮」です。)
デン・ハーグはアムステルダムから電車で50分ほどのところにある歴史を感じさせる静かで美しい街です。

正面のクリーム色の建物が改装中のマウリッツハイス美術館です。

ここでの学会に行くことが決まったとき、まず最初に思ったことは、「春だから色とりどりに咲き乱れるチューリップ畑が見られる!!」&「フェルメールの"真珠の耳飾の少女"に会える!!」で、天にも昇る思いでした。ところが_ところがなのです。5月の半ばに行ったときは、すでにチューリップはもう終わりの時期。チューリップ・ガーデンもその週が最後の週だったとかで、行けませんでした。ハーグは、5月とはいえ、季節としては、春先、まだまだ寒い時期だったのに、チューリップって、そんなに寒い時期に咲く花だったかしら。そして、極め付きはマウリッツハイス美術館。改装中でした。で、収蔵されていた作品たちは市立美術館に展示されていると聞き、早速いってみましたが、見当たらない... 係りの人に尋ねたところ、マウリッツハイス美術館のオープニングが6月1日なので、もう作品たちは全てもどされてしまったとのこと。間が悪いというか、運が悪いというか... 結局 "真珠の耳飾の少女" も見ることはできず、チューリップも見られなかったのでした。 そのかわりと言ってはナンですが、M ・エッシャー美術館に行ってみました。

  

 
ここはもともとエッシャーが住んでいた家を美術館にしたものだそうで、面白い形のライトがぶらさがっていたり、不思議な世界の家なのでした。こういう作品を生み出したエッシャーってどういう人間だったのだろう... 常にモノの裏側というか、反対側の隠された部分の存在を意識していたんだろうなぁ。フツーの人には見えないモノが見える目を持っていたのかなぁ。とにかく不思議な面白い世界を創ったヒトです。

そして、もう一つ、車の博物館にも行ってきました。これは、学会のパーティー会場として行ったのですが、なかなか面白かったです。


   
ロールスロイス、メルセデス・ベンツなどの最初のモデルが展示されてました。パーティ会場は街の広場のような作りになっているホールで、飛行船や、気球が飛んでいる、楽しい会場でした。