マルセイユ港
この夏、夫がマルセイユでの学会に参加したので、マルセイユで数日過ごした後、友人夫妻と合流して南仏をまわりました。
マルセイユは今回2度目ですが、前回は一日だけでアレクサンドル・デュマの「岩窟王」の話に出てくるイフ島の見学をしただけでした。今回はマルセイユ生まれの友人シルビアに、見どころ・おいしいレストランなどの情報をもらって行ったので、なかなか充実した時間を過ごすことができました。
なんと言ってもマルセイユは海の街。新鮮なシーフードがあふれている街です。朝、港に行くと、採りたての魚たちを売っている出店が出ています。
そして、海の幸のスープ、「ブイヤベース」が生まれた街ということで、シルビアお勧めのレストラン「Miramar」に行ってきました。
ブイヤベースを頼むと、まずは魚、貝、えびなどの魚介類が入っていないスープに、ペースト(かにみそなどでできてるらしい...)をつけたクルトンを浮かべて食べ、 そのあとにスープに使った魚介類がやってきました。思ったよりもシンプルなもので、貝やえびも入っていましたが、この近くで取れる魚が主体。ブイヤベースって手のかかる高級料理のような気がしていましたが、実は漁師たちがあまった魚介類をごった煮して作ったのが始まりということで、まさに魚介の新鮮さを詰め込んだ、豪快かつシンプルな家庭料理なのでした。一緒に食べた生牡蠣もおいしくて、このレストランには2度も行ってしまいました。
マルセイユ港から見たBasilique Notre Dame de la Garde
Notre Dame de la Garde寺院の塔の上に立つ聖母マリア像
Notre Dame de la Garde寺院から見たマルセイユ港
Notre Dame de la Garde寺院から見たイフ島(真ん中の小さな島)
2時間ほどのクルーズでは、マルセイユ港からここ特有の入り組んだ入り江をまわります。水の色がとてもきれいでした。