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すべては自分の中にある

自分の世界を治める「独立個人」に覚醒することが、アセンションの第一ステップ(エハン・デラヴィ)

2015-06-08 | 覚書

 新・ほんとうがいちばん さんより

 http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-729.html

【独立個人】独立個人とは、自分で自分を治めること

2015/06/06

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転載元:フォトン・ベルトの真相(エハン・デラヴィ著)より抜粋
「独立個人」のすすめ

今までに存在したどんな社会の住民よりも、今の私たちはコントロールされていて、監視されていて、操作されている。もちろん情報とメディアによるものなのだが、史上もっともコントロールされているのが現代の地球人ではないかとすら思える。

いわゆる宇宙の神というべきか、宇宙のこころとでもいうべき壮大な存在とのコネクションは、完璧に近いほど失われてしまった。私たちは実に迷える者たちなのである。そこで偽物のリーダーシップやグルのような、一見魅惑的で魔術師のような人物に、大勢の人々が自分のプロセスの大切な一ピースを託してしまおうとする傾向が続いてきた。誠治家も含めた一握りの権力者が決めることが、各国に大きな影響を及ぼしている。

ここではっきりと認識しておいていただきたいのは、この本を読んでいるあなた自身には、毎日毎日起きている世界の出来事に対する影響力はないということである。現状を管理する能力はまったくないに等しい。したがってデモクラシーという非常に幼稚な考え方から、われわれは進化しなければならない。

今の世の中は、戦争とカタストロフィといったまったくもって地獄のような状態に向い、フルスピードで疾走していることは事実である。こんな現状の中、どの政府であろうが、どんな世界的な宗教であろうが、どんなに素晴らしい組織力があるグループであろうが、われわれをこのエントロピー(無秩序)から本当に救えるものは存在しないといえよう。むしろ反対にあらゆるシステムが今、周りでどんどん崩壊しつつある。

こうしたことに気づいてこそ、あなたのパラダイムは国家や権力を持ったものに拘束されない独立した自分、他者と自分を同じように大切にする力を持った人間へとシフトしていくのである。
そんなあなたを、私は「独立個人」と表現する。

「独立個人」への道は、究めるに値する素晴らしさと目覚めがたくさんあるように私は思う。確実にあなたの現実を変えていく。当然、あなたが変わると周りも的確に変化するはずである。意識に目覚めた「独立個人」たちが創り上げていくリアリティーこそが、私が数年前より提唱している「リアルエイジ」の実態である。もちろんこれは、理想ばかり膨らんで実際のところはさほど変化は来たせなかった「ニューエイジ」時代にとって代わるものとして提唱した。


独立個人とは、自分で自分を治めること

「独立個人」という概念は、私が発明者というわけではない。
1997年ごろ、「独立個人」“The Sovereign Individual”という本が発刊された。著者はウィリアム・リース・モッグ卿という。イギリスのエスタブリッシュメントで、以前、ロンドンタイムズの編集長をしていた。マーガレット・サッチャーのアドバイザーも務めたこともある、なかなかの人物である。「今までの歴史の流れは権力に基づいている。しかし、その権力というものは本当に必要なのだろうか」、ということを彼はこの本で著している。

モッグ卿のいうSovereign Individuaという表現が、近年、特に欧米のビジネスの世界でのリーダー的な人たちの間で注目されてきた。その理由は、現実社会の問題として、先ほど述べたような政府や権力者のやりすぎと、そしてそれとは逆に、われわれ国民一人ひとりの無関心によってつくられた現状に気づいて、うんざりさせられているアッパーミドルクラスが増えてきたからである。

それに加えてインターネットの発達によって、情報格差のない本当の意味でのボーダーレス社会が開けてきた。個人個人の事を成しえる範囲は非常に拡大し、コンピュータを一台持っているだけで、いろんな分野の情報がアクセス可能となり、どこの国の誰であろうがコミュニケーションはもちろんのこと、ビジネスもできる時代となった。自分の住む環境も含めて、あらゆることがより自由に選択でき、人生を一層、クリエイティブに生きることも今となっては可能である。

Sovereign の reign とは、治めるという意味があり、王様のごとく治めることである。誰を治めるかというと、自分以外の誰でもない。国家に治められるのではなく、一人ひとりの個人が、自らの王国を治めることである。

言い方を変えれば、自分の日々体験する世界に対して100パーセント責任を持ち、良識ある個人として、クリエイティブな生き方を選択するという意味である。

ごく当り前のことなのだが、いつのまにか私たちは、誰かによって管理してもらいたがる人間となってしまった。それが結果として、ナショナリズム(国家主義)が横暴をきたす道を歩んでしまった理由である。

Data Files No.20
自分で自分を治めるのが独立個人 
The Sovereign Individual:
無題

元BBC会長、ロンドンタイムズ編集長、そしてマーガレット・サッチャー氏のトップアドバイザーであった。イギリスのトップクラスの知識人であるロード・ウィリアム・リース・モッグとジェイムス・デイル・デビッドソンによる著作である本書は、「The Sovereign Individual」という独立個人のバイブルのような書物である。その主な内容を下記にてご紹介する。

社会は4つの段階に入っている。
▼第一の段階→狩猟社会
▼第二の段階→農業社会
▼第三の段階→産業社会
▼第四の段階→情報社会(サイバー社会)

●個人が強くなると国家が犠牲になる。なぜならば国家に拘束されることはインターネットによって終わる。個人の責任はもっと重視される。
●Cognitive elite(認識するエリート)である独立個人たちが、政治的な国境外で活動するようになりつつある。(すでになっている)
●政府に支配されなくなる結果、個人は最大の自由を獲得することができる。
●最大の経済的な富の新しい資源はアイディアや想像力、そのものである。
●国家そのものは、誠治と共に考えられないスピードで崩壊するであろう。
●今まで政府しか提供できなかったサービスは、民間の組織やインターネット上でのサービス提供のほうに取って代わる。つまり個人のアクセスできる市場は完全にボーダーレスとなる。
●その現象に対して各国の政府は必死となり、できるだけサイバーエコノミーを妨害しようとするだろう(もう始まっている)
●たしかに世界統一政府(グローバルスタンダード)の事実は現実となりつつあるだろうが、サイバースペースによって完全に逆転するかもしれない。


サイバースペースによって、個人は強くなり自由を獲得する。その結果、国家は政治とともに崩壊する。個人は想像力という新しい資源によって無限の可能性を持ち、そのかわりに個人の責任は重視される。



アセンションの第一ステップ

アセンションにおいても、自分が治めるということがポイントである。なぜならば、アセンションを体験するには、集団ではないからだ。アセンションするのは自分である。いくら仲間や家族がいても、同じ国籍同士であっても、個々の意識は異なる。当然ながら、それぞれが体験する内容も違ってくる。この本だって、読者であるあなた自身のための本である。これが一番、理解していただきたいポイントである。

自分を治めることにおいては、例えば情報をかき集めて、今の傾向を自分なりに把握できるようになることもそのひとつである。「なるほど、太陽系規模での大きな変化が起こる。これは変容のプロセスであり、進化するひとつのプロセスであり、今まで予言されているように、これは人類の浄化かもしれない…。今、地球は<はりつけ>プロセスの真っ最中なのだ。」というふうにわかれば、それも自分が治める世界のありのままの現実を知ることにつながる。

自分で本当に実感して知ること、つまり自分があってこそ、この世界があることを感知することだといえよう。

感知すれば自ら変わらなければならないことに気づく。今までどちらかというと受動的に生きていた自分があり、いつも問題を避け続けていた自分が、自分も含めて周囲のすべてのことにすすんで関わる能動的な自分にいつのまにか切り替わっていく。まつでモードスイッチが自動的に入れ換わるように、今、あちらこちらで私たちの知覚の変化は起き始める。それは自然な気づきによって起きるのである。

気がつけば、まったく今までとは違っている自分をきっと発見するだろう。しかしそれは問題を抱えたり、悩んだり、ある意味で「はりつけ」のような苦しみを体験した自分がいるからこそ、変わるのだということを忘れないでいただきたい。

私たちはあくまでも三次元空間に住んでいて、アセンションはこの空間で起きる。そうでなければアセンションする意味はない。しかしこの三次元では、すべてが二元性を持っている。よく観察すれば、相対する世界であることがわかる。平和を平和をと言いながら戦争を繰り返す、矛盾の世界である。内なる世界も同じで、勝とう勝とうといきむと負けたりする。
しかしこのような二つの摩擦を超えるためには、二つが存在することをまず知って、二つを受け入れることから、アセンションプロセスは始まる。自分の世界を治める「独立個人」に覚醒することが、アセンションの第一ステップなるのである。

……何に覚醒したかというと、今までのすべてのシステムの嘘、幻にすぎないシステムに対してである、という点を私たちは大切にしたい。


フォトン・ベルトの真相
エハン・デラヴィ著
2003年5月初版 株式会社三五館 より抜粋
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