解決

結末はやはりそうだった。
国家警察、三宅さん宅で働いていたメードと、男性３人を殺人容疑で書類送検
　ミンダナオ地方サンボアンガ市パソナンカで５月14日に同市在住の三宅登喜雄さん(71)＝本籍・岡山県＝が殺害された事件で、国家警察サンボアンガ署は９日までに、目撃者の証言などを基に、三宅さん宅でメードとして働いていた比人女性(28)と比人男性３人の計４人を殺人容疑などで同市検察局に書類送検した。
金品が強奪されてなく、鋭利はアイスピックで胸を刺されるなど、押しかけ強盗とはまったく違う殺害。
世界中どこの国へ行ってもその文化、習慣があります。
これが雇用の難しさであり、さまざまな事件がおきる大きな要因でもあります。
特に、フィリピンの場合、
人前で激怒。これは最悪の場合には自身の生命を失うこともあります。日本的に考えれば、相手がミスを犯していながら怒ってなぜ悪い。なのですが、フィリピンでは、「ハズカシイディバ」人前で辱めを受けたと反対に恨まれる結果になってしまう。日本人には考えられないおかしな論理があります。
犯罪を犯して逮捕される。しかし、現地人はその罪よりも「カワワディバ」こんな言葉も出ます。
自分がどのような犯罪を犯そうが、相手から受けた侮辱に対し恨む。まったくわけがわかりません。ソーリーポ。この一言ですべてが終わり解決したと勝手に解釈しているものへ、再度怒る。私は謝った。どうして再度私を叱るの？あの日本人本当に悪い人だ。
こんな馬鹿な事をまじめに考える方も多い国です。
退職者査証を得、この国へ住まわれる方はじめ多くの方が在留しています。多かれ少なかれメイドを雇用されるかたが多いと思います。
私のフィリピンの友人も自宅にメイドを8人ほど雇用していますが、決してメイド人事には口を出さず、一人、間へおいてコントロールしています。
買い物へいく場合、金銭は日本人が決して渡しません。一人、間において金を渡します。よくお金を人前で出して渡す方がいます。これは決してよいことではないと思います。必要な金額だけ渡す心がけ。これが犯罪から自分を守る手段です。
フィリピン人へ買い物をお願いすると、なぜかわけのわからないものまで買ってきた。そんな経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
渡したお金はすべて使い切るなどという場合もあります。必要最低限渡すべきです。
いつもたとえ腹立ってもニコニコ。
人事は現地人。
自分のベッドルーム位は自分で掃除。決してメイドを入れない。
できることなら住み込みはやめる。
このフィリピンにはメイドや運転手の情報網があります。
その情報網はとにかく家の内部までよく知っているほどです。
今回逮捕されたメイド。その関連者。
大きな声で怒鳴りつけでもしてなければ・・・・・・
自分が犯した間違いを指摘すると、かえってくる返事
「ココロイタイディバ」「ハズカシイディバ」で殺されたのではたまったものではありません。
犯人が逮捕。なかなか邦人殺害事件の犯人が逮捕されないケースが多いなかでの2ヶ月くらいの早期解決。極力犯罪の少ない国になる努力をしていただきたいものです。犯罪がない国になれば、さらに外国人が多く訪れ、国が活性化するのかもしれません。