アング イガイナマン

公道レーサー摘発 　国家警察はこのほど、ブラカン州マロロス市内の公道で暴走を繰り返した疑いで、約20人の運転免許証とオートバイ22台を押収した。約20人は同州や首都圏北部から集まった20～30代の男性。週末の夜、同市ティカイの公道で、加速や最高速度を競う「ドラッグレース」を繰り返した疑い。
以前、マカバガルハイウエィーにある海鮮レストラン街でマネージメントをしていたころ、夜な夜な50CCクラスのバイクが集結。日増しに増え続け、挙句の果てには傷害事件も起こるなどあっという間に200台くらいのバイク集団。確かに直線コースでぶっ飛ばすにはもってこいの場所。しかし、埋立地だけに一風吹けば路上に砂埃。その砂埃が大きな事故につながり死亡者も出た。
そのうちにバイクが減り、今度は御曹司の運転するチューンドカー。もちろん爆音仕様の音はすれど車見えぬも多くではじめ、警察とのイガミあいも。
特に深夜2時くらいにマカバガルジョリビー前に集結、ハイウエィーを爆音とともに走り去る。ハンドルを切り損ねて大破など、大きな事故が相次いだこと。警察も必死に対策したことからいつの間にやら消えていった。
しばらく音沙汰なし。あの時も道路わきにはギャラリーがものすごく集まっていた。当然、俺の車を見よ。といわんばかりのチューンニングした車。ドレスアップした車。大笑いは、その昔日本でハイエースなどにドレスアップし、後方にとてつもなく高いスポイラーなどを取り付けたドレスアップカーまで出現。中にはポルシェ、AMG、BMWM３なども出没した。
日増しに強化された警備で穏やかなハイウエィーになったと思ったのですが、マロロスのあの直線コースに移ってドラッグレースをしていたわけだ。あの爆音ではしかも深夜。近辺住民もたまったものではない。かといってあの近在のおまわり殿では、バイクで現場に来て見ているだけかも知れない。
この次はどこでこのようなことが起きるのか？
まさかタガイタイの頂上目指したあのタイトなコース。あるいはプエルトアスールの上り坂あたりで始まるのかな？
中国製のモーターバイク。しかも爆音マフラーなど盛りだくさんのアクセサリーが結構安く入手できます。車もさすが富豪者各位の御曹司だけに結構な車に結構なチューンを施し、黄色のランエボ（マカティ在住者）はかなりの出来上がりでぶっ飛んでいました。
ジプニーに象徴するように、やはりその収入によって飾り付けから性能まで違うようです。
押収した車の行く先＝翌日には所有者の手元にあるのかな？
押収した運転免許証＝どなたかが電話ひとつでイエッサーかな？
その理由は「バタ　カセ」で終わるのかな？
以前、エドサで信号無視してMMDAに運転免許証を取り上げられ時の、返還料金は1000ペソ。罰金は無視していないので科料されませんだと。
こんなユニークなこともアキノ政権では変わるのかな？