第2ターミナル。
なぜローカルをここにおいて国際線出発を第一に集中しているのか。
これが自国愛なのかな。
このターミナル。ローカルを強要しないで全て国際線にしただけで相当効率が上がるのでしょうが、現在労使紛争中のPalの独占が故にこうなっているのかもしれません。
国際線ターミナルとは名ばかりで非常に狭い。
内部の施設も非常にお粗末で、チエックインカウンターなどは未だに手書きの案内板。
750ペソもの空港利用税を聴取しながらにして、今でも問題になっているその使用先。
確かに空港警備始め、やっているのかやっていないのかわからない清掃。特に国際空港でこのターミナルのトイレほど汚い、しかも数が少ないのも珍しいのですが、最近ではなんとか整然と、列を作ったチェックインもできるようになり、胡散臭いポリスも数少なくなってきた。そして、今までに数多くいたわけの分からない空港要員。こういった連中が排除され、空港内が確かに整然としたことは事実。つまりカウンターエキスプレスではないのですが、小遣い聴取してエキスプレスチェックイン。勿論入管や税関とも結託しているので、安いといえば安い小遣い。たまにはエコノミー旅券でビジネス格上げ、あるいはラウンジなどの使用もできた。この連中が一掃され胡散臭さがなくなったと思いきや、やはりもうひとつ胡散臭いのがいる。空港ガード。やたら綺麗な銃を持ち、薄いグリーンのシャツを着た一見ポリス風。実はこの連中は警察と名乗ってはいますが実は違います。空港ガードマンです。
この連中は特権扱いのようで、おそらく利権で絡まれた組織だと思います。
第2ターミナル名物「スキンヘッドのブタ男」その昔アブドラ・ザ・ブッチャーと言うレスラーがいました。まったくもってその体格がにていて、この空港施設内で同僚から一番嫌われている乞食野郎です。最近でこそ規律がうるさくなったせいか、多少は静かですが、手をだす癖は未だに治っていないようです。
日本人の見分け方に関しては神業的な男です。
もし、このブタ男が近寄ってきたら。
ちょっと大きめの声で「何ですか?」これでほぼ退散します。
日本語はこれほどこの空港で日本人相手にしていながらにしてあまりうまくありません。最近は自分の体重を抑え切れないらしく足を引きづっている様子が見受けられますが、このおっさんにもの頼んだらいる一生まとわりつかれます。
(自らそういうことの好きな日本人は除きます。)
日々改善はされては来ているニノイ・アキノ国際空港。
現政権中に、改修もしくは移転と公言したアキノ大統領。移転ともなればその膨大な税収を得るパサイ市などから猛反発を得ることは確か。勿論、空港が移転すればその商圏も大きく変わるはずです。
世界でも珍しい滑走路がクロスするニノイ・アキノ国際空港。
2011年になって何とか毛色が良くなってきたようですが、さて?
こらからフィリピンへ行く時はANAを使いたいですね。
雰囲気がよく安全な度が一番です。
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満足度は人それぞれ。
土地の性ばかりではなく、利権争いがこんな空港の設備にしてしまったのかもしれません。
確かに小さい空港であることは確かで、不便とは切っても切れない何かがいつも存在するのかもしれません。