泥沼

Jinggoy Estrada
エストラーダ大統領の御曹司の発言が、バスジャック後に問題視されている。
御曹司が香港をとずれた際、入国管理間の態度が非常に差別的で、パスポート確認後投げるように返された。
入国管理官がこのような非常識どうのと・・・・・
この時期にそのような発言すれば、しっぺ返しを喰うのは当然。
じゃあなたの国はどうなんだ。
入国前から物乞いしているだろう。まして外国人観光客を大虐殺したじゃないか・・・・・・泥沼化し始めてきました。

確かに、香港の入国審査官は、無駄話が多く、とにかく処理も時間がかかる。
そして、なぜかパスポートを投げるように返してくるのは確か。マニラでも同じようなことはあるのですが・・・・・


中国当局者による捜査が比国家警察に阻止されていたことが29日までに分かった。比国家警察側は「（事前の）調整が不十分だったため」と説明しているが、同事件をめぐっては中国側が比側の対応に反発を強めているだけに、この捜査問題が新たな火種になりそうです。
　
　そのような最中、フィリピン人がネット上で書き込みした内容。
「バスジャック犯メンドーサ元警部の棺に国旗をかけたことに対する批判は内政干渉だ。香港人は心が非常に狭い。」こんな書き込みをしたために大荒れ。
フィリピン国家警察のウェブサイトが、中国人ハッカーに攻撃されて機能しなくなった。バス乗っ取り事件に反発した何者かの犯行の可能性が高いという。
こんなことにまで発展している。
これだけ謝罪してもどうのというような話が出始めていて、中には、警部が射殺されたことが、カワワディバなどという話も出始めてきた。

加害者が被害者妄想になる。確かにフィリピンでは良くあること。
フィリピンの国内事情を見ると、確かに、決して安全な国ではないのは確か。自分のミスを指摘され、逆恨みの末、相手を殺害。こんな事件が多いのも確か。
多くの動機理由が、人前で恥をかいた。
そして、なぜにここまで武器解除を行わないのだろうと思うほど手軽に武器が購入できる。
メンドーサ警部が使用したM-16マシンガンも、解雇された警察官がなぜ？
これがこのフィリピンの現実でもあるのかもしれません。
利権が絡んで挙句の果てに銃社会。日々多発する事件。その多くが銃によるもの。
もちろん、外国人が被害者になる事件が多発していても一向に改善すらされない。
バスジャックが起きたこの時期ですら、既にセブ島では日本人が経営するホテルへ強盗。
なんなのだろう？

アキノ大統領も就任早々大変でしょうが、この国をiba　na　tayo、BAGON　PHILIPINASと言い切るには、相当のご苦労を余儀なくされます。
既に、農民団体関係者ら「アキノ大統領はうそつき」、「和解案破棄を」などと抗議が始まっていますが、国民はじめ訪れる外国人が安心してた占める国つくりに邁進してほしいものです。
そして選挙期間中だけでない一日も早い武器解除。
悪徳公務員は停職ではなく重罰を徹底、得た財産を没収し、解雇する。
根本から改めない限り、いつものことで恐縮すが、変わらないフィリピンなのかもしれません。

あるビジネスマンの嘆き
それでなくても不景気な時期に、中国人はじめ観光客が訪れ、何とかなるかなと思い始めた矢先のこの事件。なんてことしてくれるんだ！