マニラ首都圏審議会(MMC)は、「スパゲッティ」電線に対する決議を承認
マニラのパローラ・コンパウンドで、焼けた電線を切断し、電気メーターを修理する作業員たち。
マニラ首都圏のマカティ中心部、BGCの中心部は電ん中もなく整然としている。
しかし、一歩足を踏み入れた途端、まるでパズルのような何事かと思われる電線を見かける。
中には断線し道路へ垂れ下がっているものもある。
その電線の先には天たく構えた電気使用積算計が見られる。東南アジアではおそらくフィリピンだけの光景で、
何十年経過しても全く改善されずに使用されている。
電力線だけではなく電話線も全く同じである。
どうにか決議案が承認され、果たして何十年を要し改善できるの。
これから本格的な雨季シーズン、おそらく10月もしくは11月くらいまで着手できない可能性も否定できない。
マニラ首都圏審議会は昨日、地方自治体(LGU)に対し、通信・電線の設置を規制する条例の制定を促す決議を承認した。
この決議は、通りを乱雑にし、市民に危険をもたらす「スパゲッティ」電線をなくすことを求める決議である。
この決議は、パシグにあるマニラ首都圏開発庁(MMDA)本部で開催された三菱自動車と地域開発評議会の合同会議で承認された。
MMDAは、絡まった電線や過負荷の電柱が交通の妨げとなり、公共の安全を脅かしているとして、
この問題への対処の緊急性を指摘した。
マニラ首都圏で電線やケーブルが絡まったままになっている場合、住民に危険が及ぶ可能性があることを警告するため、
情報提供が開始される予定だ。
MMDAは、LGU、電気通信会社、公共事業会社が協力して使用していない電線や絡まった電線を撤去する必要性を強調した。
サン・フアン市政府は火災や交通事故を防ぐため、2020年から電線の絡まり防止に関する条例を実施している。
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