イナントクナ アコ

目の下に熊

知り合いのメンテナンスを専門にする、自警団消防団員。
「最近火事が多くて困った。これで年間手当て１５００ペソではたまったものではない。会社へ行ったら眠くて仕方ない。首にでもなったら大変なのに。」
・ホイ！シノガリン（うそつくなよ）お前いつもや金のときに遊びに行くと鼻緒穴天井向けて眠って、いや熟睡しているだろう。雇用している会社こそ大変だよ。」
「あまりでかい声でうるさいこと言うな。今年に入ってすでに１５０件以上この首都圏で火事が起きているんだよ。最近の火事はまったくわけのわからない火事が多い。確かに電気のショート事故が大インは確かなのだが。多くがスラムで火事が起こっている。オーバーロードは間違いないのだが・・・・・・」

マニラ市のサンタメサのアパートで出火し焼け跡から小さな子供が焼死体で見つかったように、最近は焼死事故も多いようです。
このマニラで火事が発生すると、消防車が通過する際の渋滞にイライラ。現場へついても放水までに相当な時間がかかり、開始したらチョロチョロ。結果として延焼しなくともよい火事までたくさんの家が消失する結果になってしまう。

フィリピンでは消防車が通過する際、違法駐車、合法駐車も含め、その通りを通過するに当たって消防車の通過を妨げる場合には、消防車は駐車中の車に衝突して道をあけて通過してもよいのだとか。言われてみると異様にバンパーが厚く大きいことにかがつくと思います。あれで衝突しながら道をあけて現場へ行くのだそうです。
路上駐車していて車にもどったら愛車がグチャグチャもありえます。