フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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今年もまた

2007-04-02 | フィリピン
今年もまたホーリーウイークがくる。
4月1日。日曜日の早朝から首都圏各地のバスターミナルは多くの帰省客で溢れています。
帰省に要する時間。ビコールで12時間くらい。サマールともなれば24時間以上もかかるとか。
この時期、帰省旅費のために「ロングタイムノーシー」のテキストや思いもがけないミスコールがくることが多い。
一度、首都圏へ出稼ぎにでてくると、帰省するたびにその旅費のために様々な物語が生まれる。ミンダナオ島などの場合には船で3日間。
一生懸命働いた金を持ち、家族、妻、夫、子供が待っている田舎へ帰省する。日本も終戦後はやはりこうだったのかも。
中には数年帰省していない者も多くいる。
帰省旅費稼ぎのために売春をする女性も急増するのがこの時期。
「元気ですか?」全く見覚えのない番号から適すとが来た。
返事もせずにほっておいた。
執拗に同じ番号からテキストがくる。
「どちら様ですか?」と返信した。
「あなた私を覚えてないの?しばらくね?」
全く覚えていないけど。
「私よ。私です。本当にお久しぶりですね。」何だ日本語か?
いきなりテキストしてきても知りません。
「今日時間ある?」
ないです。
「ちょっとでもいいから会ってくれませんか?」
時間がないし会う理由もないけど。
「私はXXです。記憶にあるでしょう。」
今から3年くらい前にマカティの事務所に日本人と来たジャパユキだ。

いきなり何のようですか?
「あの日本人とは別れたの。あの日本人パロパロなのよ。」人のこといえた義理か?自分も日本人が帰国早々別のフィリピン人と遊びこけているだろう。
今忙しいのでまた機会があった。
「今日の夜私とつきあってくれない。田舎へ帰省したいんだけど旅費が足りないの。」
申し訳ないのですが時間も余裕もないので。

その後、再三ミスコールが来た。
こういう類のおねーちゃんが最近は増え始めてきたようです。日本への就労が困難になって、その道に生きてきたおねーさま各位。現地のカラオケでGRO。しかし、みての通りの客がいない状態。日給100ペソくらいから様々。しかし、日本のようなわけにはいかない。一部のカラオケ店以外は窮状の時期。
この首都圏を見切って帰省、ふるさとで質素に暮らす方もいれば、相変わらず華やかな世界で見え張って借金を増やし、日本のオヤジ殿ジジィ殿に緊急コール。何とかその日の金を工面してはまた繰り返す方も。
よく、お金を貸してくださいと、しかもワンギリミスコールで国際電話をよこすおねーさまも多いとか。働きもせずに借金しても返済などはできる可能性100%なし。
極力本人のためにはならないことですから断った方が本人のためにもなるようにも。
これまた個人の自由ですから勝手にどうぞ。
後々、やっぱりだまされたかなどといわないように。

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2 コメント

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凹売り? (情報通)
2007-04-02 15:42:05
PPさん、こんにちわ

しかし普通にSMなどで働いて月5000ペソくらいで細々と暮らして女性も多くいると思うんですが、
一度日本人男性に援助してもらったら節約など出来るわけも無く、別れたら別の日本人を探すか凹売りに
なるかしかないのですね。

しかしマラテあたりのカラオケも苦しい状況が続いて
いるようで、これからもこの手の女性は増えそうですね。

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コメント有難うございました。 (PP)
2007-04-03 01:30:54
>情報通様 通常生活者はしっかりとした生計を立てている方が多いようですね。人生のラッキーチャンスに恵まれた一部の方が・・・・です。マラテのみならずsっゆと件の日本人相手のカラオケ店本当に大変なようです。
返信する

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