最近は新ジジィ殿タイプの高齢者やオヤジ殿が多くなってきた。
ラスパルマスホテルのコーヒーショップで友人を待ちコーヒーを飲んでいた。
「日本から来た方ですか?」 相変わらず当たり前のことを聞くな。知らん振りしていた。
「言葉が通じないと大変だ!」ボツボツいっている。
「すいません。あなたはどう見ても日本人のようですが、何時マニラへ来たんでしょうか?」
・2日前に来ました。 (大嘘です。なん回目ですか、何時来ましたか。は日本人の定番質問事項かな?なんか生きても分からないのが他国なのですが。)
「イヤそうですか。私は今回始めてこのマニラへやってきました。知り合いの奥様の家で物売りに来たフィリピンの方に、奥さんを紹介するからといわれて結婚をしに来ました。あなたの奥様はフィリピン人ですか?」
・いや違います。
「とにかくフィリピン人と結婚するのだけ早めたほうが良いですよ。」
・どうしてですか。
「イヤろくな者がいないですよ。私は紹介するからといわれて日本で50万円払って、それでマニラに来ました。結納金は家の一見もプレゼントすればといわれ。最初は家一軒と言われてビックリしましたが自家用車一台分くらいなのでしょうがないかと思って。家族の方に大歓迎を受けて盛大に結婚式をしました。こちらではやはり日本と同じでレストランでするんですね。レストランで行った際には20人くらいで宴会。私の嫁さんも綺麗な洋服着てきました。二人で頭から布かぶせられロープのようなもので二人を繋がれ、親戚の方がなにやらこちらの言葉で結婚の宣誓みたいなものを行って、イヤ豪勢な食事でした。食べ切れなかったですよ。豚の丸焼きから、海老、かに相当な量ですね。でも本当に安いですね。あれだけ料理が出て15万ペソでした。それから自宅へ戻って親戚や隣近所の方が大勢、朝まで飲み食いして。自宅だったので10万ペソもかからなかったのですが物価は安い国です。
私の婚約者も終始ニコニコ笑顔。結婚式の当日は初夜どころではないです。朝方まで引っ張りまわされてつかれきって。ホテルへ送ってもらって寝てしまいました。その日の夕方、婚約者とその家族が来て夕食会。食事が終わるとライブハウスやディスコへ。何でも日本へ行ってしまうので家族や友人との最後の付き合いとかで。毎日早朝まで。でも婚約者はほっぺにキスして帰っていってしまいます。
12日間で日本の支払った金を含めて300万円ほど使いました。しかし、帰国まで後4日間あるのですが婚約者が全く来なくなりました。日本の知り合いの嫁さんへ事情を聞いたら物売りはその日に来ただけ。何を言われたのとか。こちらの婚約者の携帯電話へ電話しても、ベルボーイに聞いてもらったら電源が切れている。といわれて。結局はだまされたことに気が付いたのが今日の朝です。見かけた日本人とフィリピン人の方、やはり結婚で来ていました。話を聞いたら私の場合と全く違って、すでに3,4回来て初めて結婚式。市役所へ許可申請した後、10日間も過ぎないと結婚許可ができないなど。」なんとも奇特な方。
・日本大使館で結婚用件具備証明書を申請しましたか?その後、フィリピンの奥様の管轄する市役所へ結婚許可申請をして10日間公示、意義申し出がなければ結婚許可が出され、最寄の教会などで、市役所でも結婚式を挙げることはできます。そして披露宴。別に披露宴は盛大にやる方は少ないですね。その後、日本へ結婚した書類を全て持ち帰って、入国管理局へ在留資格認定証明書交付申請を行い、発給されればフィリピンの婚約者の下へ送り、日本大使館へ査証申請して初めて日本へいけます。おそらく今ですと6ヶ月くらい要するかもしれません。
「イヤ驚きました。結局は騙されたんです。ここに英語の領収書があります。私の名前で買った家の領収書だそうですが見てください。」
ロビンソンなどで売られている市販の領収書。80万ペソ。確かに、家を買えない金額ではない。サンアンドレスのオスマニアハイウエー沿いのアパートでも50万ペソほど。首都圏近郊でも一戸建ては買える金額でも。
何の効力もないあなたの金頂きましたの領収書。
やんわりと話をした。当事者もよく理解したようで、「本当にろくなものがいない。これからは恥ずかしくて他人へこんなこと言えないな。」
沈痛な表情で「農協から多額の借金をしてしまったな・・・・・・・・」
これはフィリピンだけの話ではないにしても、今でもこのような高齢者を狙った犯罪とも言えることがこのフィリピンにはあります。
上手い話には裏があるように、事前によく確認してから。
婚約者の家も、住所も分からない。大凡の見当も付かない。いたい初来比の結末のようでした。
ラスパルマスホテルのコーヒーショップで友人を待ちコーヒーを飲んでいた。
「日本から来た方ですか?」 相変わらず当たり前のことを聞くな。知らん振りしていた。
「言葉が通じないと大変だ!」ボツボツいっている。
「すいません。あなたはどう見ても日本人のようですが、何時マニラへ来たんでしょうか?」
・2日前に来ました。 (大嘘です。なん回目ですか、何時来ましたか。は日本人の定番質問事項かな?なんか生きても分からないのが他国なのですが。)
「イヤそうですか。私は今回始めてこのマニラへやってきました。知り合いの奥様の家で物売りに来たフィリピンの方に、奥さんを紹介するからといわれて結婚をしに来ました。あなたの奥様はフィリピン人ですか?」
・いや違います。
「とにかくフィリピン人と結婚するのだけ早めたほうが良いですよ。」
・どうしてですか。
「イヤろくな者がいないですよ。私は紹介するからといわれて日本で50万円払って、それでマニラに来ました。結納金は家の一見もプレゼントすればといわれ。最初は家一軒と言われてビックリしましたが自家用車一台分くらいなのでしょうがないかと思って。家族の方に大歓迎を受けて盛大に結婚式をしました。こちらではやはり日本と同じでレストランでするんですね。レストランで行った際には20人くらいで宴会。私の嫁さんも綺麗な洋服着てきました。二人で頭から布かぶせられロープのようなもので二人を繋がれ、親戚の方がなにやらこちらの言葉で結婚の宣誓みたいなものを行って、イヤ豪勢な食事でした。食べ切れなかったですよ。豚の丸焼きから、海老、かに相当な量ですね。でも本当に安いですね。あれだけ料理が出て15万ペソでした。それから自宅へ戻って親戚や隣近所の方が大勢、朝まで飲み食いして。自宅だったので10万ペソもかからなかったのですが物価は安い国です。
私の婚約者も終始ニコニコ笑顔。結婚式の当日は初夜どころではないです。朝方まで引っ張りまわされてつかれきって。ホテルへ送ってもらって寝てしまいました。その日の夕方、婚約者とその家族が来て夕食会。食事が終わるとライブハウスやディスコへ。何でも日本へ行ってしまうので家族や友人との最後の付き合いとかで。毎日早朝まで。でも婚約者はほっぺにキスして帰っていってしまいます。
12日間で日本の支払った金を含めて300万円ほど使いました。しかし、帰国まで後4日間あるのですが婚約者が全く来なくなりました。日本の知り合いの嫁さんへ事情を聞いたら物売りはその日に来ただけ。何を言われたのとか。こちらの婚約者の携帯電話へ電話しても、ベルボーイに聞いてもらったら電源が切れている。といわれて。結局はだまされたことに気が付いたのが今日の朝です。見かけた日本人とフィリピン人の方、やはり結婚で来ていました。話を聞いたら私の場合と全く違って、すでに3,4回来て初めて結婚式。市役所へ許可申請した後、10日間も過ぎないと結婚許可ができないなど。」なんとも奇特な方。
・日本大使館で結婚用件具備証明書を申請しましたか?その後、フィリピンの奥様の管轄する市役所へ結婚許可申請をして10日間公示、意義申し出がなければ結婚許可が出され、最寄の教会などで、市役所でも結婚式を挙げることはできます。そして披露宴。別に披露宴は盛大にやる方は少ないですね。その後、日本へ結婚した書類を全て持ち帰って、入国管理局へ在留資格認定証明書交付申請を行い、発給されればフィリピンの婚約者の下へ送り、日本大使館へ査証申請して初めて日本へいけます。おそらく今ですと6ヶ月くらい要するかもしれません。
「イヤ驚きました。結局は騙されたんです。ここに英語の領収書があります。私の名前で買った家の領収書だそうですが見てください。」
ロビンソンなどで売られている市販の領収書。80万ペソ。確かに、家を買えない金額ではない。サンアンドレスのオスマニアハイウエー沿いのアパートでも50万ペソほど。首都圏近郊でも一戸建ては買える金額でも。
何の効力もないあなたの金頂きましたの領収書。
やんわりと話をした。当事者もよく理解したようで、「本当にろくなものがいない。これからは恥ずかしくて他人へこんなこと言えないな。」
沈痛な表情で「農協から多額の借金をしてしまったな・・・・・・・・」
これはフィリピンだけの話ではないにしても、今でもこのような高齢者を狙った犯罪とも言えることがこのフィリピンにはあります。
上手い話には裏があるように、事前によく確認してから。
婚約者の家も、住所も分からない。大凡の見当も付かない。いたい初来比の結末のようでした。
なんで結婚するのに家までプレゼントする必要があるのでしょう。
僕も小さな詐欺には騙された事があるのであまり大きい事は言えないのですが。
日本にも振り込め詐欺など詐欺は多いですね。
私もオヤジですが、なぜ初対面の、おまけに言葉も満足に通じない相手に
命の次に大切なお金をあっさりと渡すんだろうか。
資産数十億円、300万円程度のお金はお小遣いという金持ちならともかく
借金までしてなぜこのようあっさり騙されるのか信じられない。
フィリピンの1人当たりGDPでも物価でもなんでも調べようと思えばいくらでもわかるのに。
まして結婚するならなおさらでしょう。
こういう人って日本でも簡単にオレオレ詐欺とか結婚詐欺に引っかかるんでしょうね。
しかしまぁ、300万円も使って1度も凸凹させないとは、フィリピンの女も徹底してる、脱帽です。
そして相手に大金を渡す足長ジジイ殿…素晴らしい限りで最大の賛辞を送りたいですよ。『オバカサンだね』笑
日本人は愛情に飢え、いや、ただ若いコにエロめがねで見ているから、小金を全て没収される。その姿は、島国で、単一民族で、侵略を受ける恐怖のない国で温室的に育った世間を知らない日本人の象徴であるかもしれません。「人を見たら疑え!」なんて教育はなく、みんなで同じことをするように強制させられた日教組の均一主義の教育の結果であります。
HPなどでこれだけいろんな方が危険情報出していても、同じ犠牲者が次々と。
最近バカにするより、お気の毒に思えてくるのはなぜかな?これ以上このようなオヤジ様が出てきませぬように!アーメン。
本当に日本人は善良な人が多い。他人を疑うのは罪悪だという躾を受けてきた地方の高齢者には特に多いんだろうな。
国際化が叫ばれて久しいが、この無菌培養みたいな善良な国民が国際化する為には何が一番必要なのか、このエピソードを読むと良く分かる。
外国語が話せるようになる事でもなければ、諸外国が日本に突き付ける”不当な”要求を”国際親善・友好の為だから”と鵜呑みにする事でもない。
諸外国それぞれの国民性、慣習を知る事では無いだろうか。それぞれの国民性が良いとか悪いとか論じる為では無く、その国の人達は一般的にどんな人達かを知っておく事こそお互いの親善・友好の為に一番必要なのだと思う。
所詮は私たちは日本人。この国ではお客様。お客様のままでいればよいのですがどうしても探究心が。そして大きな勘違いが起きてしまうのかも。海外での原点を繰り返すことなく送ることも大切な時期なのかもしれません。
思っていたのですが
未だに被害オヤジがいるとはいやはや(笑)
農協のフレーズも久々に聞きました(爆)
今週あたり渡比する予定でしたが
先週からのマーケット暴落により
行けなくなりました(涙)
来月以降には行きたいとプランやり直しです。
その際はまた連絡します。